共産党は、自由で、安心な社会と理想を唱える。過去、共産主義、社会主義を
目指した国は失敗に終わった。中国も、資本主義の力を借りて、中共の矛盾を隠
蔽しているだけ。それも経済の落ち込みとともに表面化すると予測する有識者も
多い。
そもそも自由と、安定は二律背反な関係にある。共産主義の成り立つ条件は非
常に狭い。好不況があり、その中で選別安定させる資本主義に対して、共産主義
は0か1のみ。
すなわち、バランスが失われた場合一気に崩壊する。好不況がないかわりに崩
壊するのである。そして、崩壊し、市場原理主義に移行する。
なぜなら競争・弱肉強食とはDNAに書き込まれた超自然的現象だからである。
法で謳う条文は、そんなものは存在しない人間が考えたルールだからこそ法律
で定め、人の心に刻むのである。
すなわち統制、自由とは対極に位置するものこそが人口60億を超えた地球にお
いては共産主義であると言っても過言ではない。
共産主義の成り立つ条件の一番大切な条件は人口である。頭数で分かち合うた
め、分母が大きくなるとそもそも成り立たないからである。その代表例が中国一
人っ子政策である。人口統制これは共産主義が成立するための条件の中のひとつ
である。また、結果の平等を押し付けるため、与えられた結果に対して不平不満
を持ってはいけないのである。給料泥棒がいようが不平不満を言ってはならない
のである。
ここに一番の問題が発生する。
仕事はできないが、残業はする労働時間だけは誰にも負けない人間と仕事がで
き、他人の半分の時間でそれ以上の成果をあげる人間がいたとする。
当然、短時間で仕事ができるので残業はしない。
仕事の成果に対して、給料を払うのか。時間に対して払うのかという問題であ
る。
平等とは、その基準となる指標は多くなれば、より複雑化し、平等感というも
のは失われる。
簡単にいえば平等や正義といったものは個人の主観であるため、万人が満足す
るということはありえない。人が増えれば増えるほどそうである。
ゆえに思想信条価値観まで、統制しなければ成り立たなくなるのである。これ
も成立の条件の一つである。
にもかかわらず、国民のことを第一に考え、平等で自由で生活は国が保障する
という共産主義をめざすと共産党は言っている。
ここで党自身を見てみると、本当に共産党は、国民のことを考えているかと。
ここで私が現党員としての私が出した結論をお話する。共産主義をめざすとい
いながら内部では、共産主義は行われていない。資金集めを行う地区委員会は独
立採算。しかもそれを支える党員の収入には関係なく頭割りで上納金を請求す
る。
党費・募金の請求される額は、税金よりはるかに高いなんてことも多々。
それを党中央に指摘すると党のため、を連呼し、苦しい言い訳に終始。国民の
ためなどという〔こ〕の字すら出ない。
党名へのこだわり。先日の週間朝日だったかに載った記事によると党名を変え
ることは間違いだそうだ。
党名を変えろという人は、中身の問題だから党名なんてどうでもいいじゃんっ
てことである。
そのどうでもいいはずの器にこだわって、中身をおろそかにし、そのあげくに
正義のための搾取を繰り返す。党名を変えないということは、その体質を変えな
い。独裁体質を変えず、党首は選挙で決めないと宣言しているにほかならない。
ゆえに、査問リンチ死など、その体質に拒否反応を示す人が一向に減らない。そ
して実は党員には人権がないという事実とその矛盾ゆえに党員自身が他人に勧め
ないという事実。
また、一般企業では、考えられないような、赤字にもかかわらず本部ビルを建
てるというそれこそ間違った行為を行う。
普通の人間なら、党が持つ資産を売却して、極力、支持者に負担のかからない
ようにするだろう。しかし共産党は、支持者を財布としか見ず、共産主義を実現
させることが目的化し、本来共産主義だろうが、資本主義
だろうが国民の生活を豊かにすることが目的なはずだが、こちらのほうを手段と
してつかい、共産主義しか
日本は救えないという論調で、国民を欺き資金を集めている。
欺いていないという反論があるかもしれないが、100%選挙で勝てないとい
うことがわかっていながら、救ってやるから金をくれという行為が、未必の故意
でないと言い切れるのか?
そして、現在内部で共産主義とは正反対で言論統制や、共産系職場での逆差別
とサービス残業による党活動など結局理想と現実は違うを自ら認めてしまってい
る人間の発言をそもそも信じるのかということである。
が、しかし共産党の主張は、現状において間違いではないと思うが、その中の
人間、特に党幹部は一切信用できない。筆坂本を読んだ人の投稿をネットで見る
に、5年前に、この腐りきってると感じた党内部の状況を見て、私自身が立てた
仮説と一致したことに確信を持ち、不破氏や志位氏のような人間は信用できない
という教訓になったと思うしだいである。願わくば、赤貴族と呼ばれる、不破氏
を筆頭とする幹部が総退陣し、完全に影響力をうしなうこと切に望む。
これ載せる勇気ありますか?