さざ波通信では、現代進みつつある経済状況とはかけ離れたマルクス経済学が 論じられています。社会主義者以外の一般社会では、社会主義社会.資本主義社 会とに係らず、或る方向に経済.社会.政治が進んでいます。さざ波通信は時間が 停止して、哲学の隘路で呻吟している様に見えます。あえて、直接的政治から離 れて経済.金融問題を論じて行きたいと思います。現代社会のキーポイントが其 処に存在すると思うからです。
最初に取り上げるのは銀行システムに付いてです。何故銀行システムを取り上 げるかと言いますと、銀行はお金を創り出すシステムだからです。関心を持って いる方は或る程度ご存知だと思いますが、知っていればいるほど先入観が有るか も知れません。銀行システムは、無から有を創り出すシステムです。無い所から お金を創り出すシステムです。
国家の中央銀行は次第に画一的に統一されつつあります。国家国民の銀行から 銀行資産家のためのシステムに変わって来ています。どうでしょう、中央銀行を 自由に運営出来れば、政治その他は,誰がどの様に運営しようとかまわないと、 豪語した人がいるそうです。
人間の労働は次第に機械化されます。資源は常に限定的です。マスコミは資本 力で左右されます。見えない所で進んでいる事には人間は懐疑的に判断します。 真実もマスコミの力によって時に陰謀論というレッテルで否定される事が有りま す。
しかし、ICチップは世の中を着実に変化させています。私は昨年の1月の末に ブログを立ち上げました。数ヵ月後には私のプロファイルがネットに流れていま した。エヒュロンを思い出します。多分、同じ様なシステムを駆使して作り上げ られるのでしょう。最も、私にとっては、私のブログの宣伝効果とも成り、大変 有り難い事と思っています。
世の中では、輸送物資にICチップが貼り付けられて、ネット販売の商品が現在 どの様に送られているのか、目で見えるサービスが行われています。行政では住 民表等何処でも取り寄せることが出来るサービスが進んでいます。近い内に紙幣 にICチップが埋め込まれるでしょう。紙幣の流れは追跡可能に成るのです。
この流れは、人間の管理になります。謳い文句は国民の保護と言う事に成るで しょう。国民が自ら進んで求める方向に世論が誘導されて行くでしょう。金融操 作を握るものには、社会主義は甘い餌と感じる事でしょう。自ら管理される方向 に進んで行くからです。新しい形の奴隷化に進む可能性を秘めています。
どの様に此れを回避するか、今後短い時間では有りますが、一つ一つ丁寧に解 明して行きます。問題の核心は全ての透明化です。多くの人達が合意できる状況 を作り出す事でしょう。 先行する、学究の導きを元に進めます。