グルジアの問題についてロシアの攻撃のみが報道されている。
しかし、日刊ゲンダイの田中康夫は「コーカサスが突きつける「公正」は何か」という記事の末尾で「民族の異なる南オセチア、アジャリアへの"先制攻撃"を敢行したグルジアが被害者。
プーチンVSメドヴェージェフの確執と相俟ってロシアが加害者の如くに印象付ける今回の欧米での報道振りも又、「公正」とは何かを我々に問い掛けます。」と結んでいます。
又、独立系メディア「今日のコラム」は「アメリカはグルジアおよびロシアに手を出すな」で「真実は、大部分のマスコミは表に出さないが、こうだ。グルジア大統領ミハイル・サーカシビリは、アメリカとイスラエルから装備を支給されまた訓練を受けた軍隊をちっぽけな自治区である南オセチアに送り込み、一般市民を殺害し、駐留していたロシアの平和維持軍に攻撃を加えたのだ。そうなってはじめてロシア軍は応戦した。」主張している。
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm
この全く異なる主張には困惑せざるえない。
しかし、この論文全体を見た場合、私にはこの主張の方が正しいように思える。