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日本共産党の七つの誤り.不破氏に問う080824

2008/8/25 灯台守

 私は以前、不破哲三氏に申し上げた通り、日本共産党はマルクス.エンゲルス の本来目指した、科学的社会解明によって、社会改革を目指す方向に転換するべ きだと思います。現在の日本共産党は以下の七点に付いて誤りを犯しています。

1 民主集中制と言う、党員の自由な論議を規制する反民主的党組織原則。
2 社会主義(共産主義)と言う社会体制を人権に優先する政策。
3 帝国主義と言うプロパガンダで日本史を書き換えた誤り。
4 マルクスレーニン主義“哲学”を社会科学と偽る誤り。
5 社会帝国主義国家中国との共産主義者連帯を進める誤り。
6 史的唯物論の立場から階級闘争を主導し、日本国民の連帯を困難にしている誤 り。
7 社会主義(共産主義)者の連帯の下に、国際的に現代日本を恣意的に軍国主義 をプロパガンダする誤り。

 哲学と科学は明確に区別すべきものです。又、現在では不破氏兄弟(兄上田耕 一郎氏と共に)が構造改革論争に関与された事は、広く知られている所です。マ ルクス.エンゲルスが科学の重要さを認識していた事は、「空想から科学へ」で も良く知られ、其の基礎的論理に係る問題でした。不破氏が委員長時代に党綱領 の“マルクスレーニン主義”を、“科学的社会主義”と置き換えた事も良く知られて いる所です。不破氏自身“科学技術”の重要性に付いての認識は、充分認識為され ていた筈です。

 今に至っても、科学と哲学の区別が出来ていないと言う事は、納得が行く事で は有りません。党員及び国民に対して不誠実としか言いようが有りません。

 何等の党変革を行われないまま、何等の発言の無いまま現在に至っている事 は、不破氏の人間性を問われる所でしょう。