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裁判員制度に決定的な欠陥が

2009/5/16 さつき

裁判員制度に決定的な欠陥が明らかになりました。
下記のakiraさんのブログに簡潔にまとめてありますので、ぜひ御覧下さい。
http://blogs.dion.ne.jp/akiras_room/

読売新聞の記事から冒頭部分を引用します。(上記ブログに魚拓あり)

「21日に始まる裁判員制度で、強盗強姦など制度の対象となる性犯罪事件を巡 り、裁判所が被害者保護と裁判員選任手続きの両立に頭を悩ませている。裁判員 は事件と無関係でなければならず、数十人から約100人の候補者に被害者の氏 名などを伝えることになる。選任されなかったほとんどの人は、裁判員法が定め る守秘義務を負う必要がない。被害の経験者からは「制度が始まると、ますます 被害を訴えにくくなる」との声も上がっている。」

例えば、凶悪な性犯罪被害に遇った方への深刻な二次被害が懸念されます。まも なくスタートしようとしている時期に手遅れかもしれませんが、実施延期の声を 国会に届ける必要があります。

共産党は法案に賛成しておきながら、その後「制度延期を申し入れる」との談話 を発表しています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-08-08/2008080801_02_0.html

賛成の理由もすっきりとしないものでしたが、延期を申し入れなければならないような欠陥法案の通過に加担した責任は免れません。(5/16)