5月22日の投稿は、ナイモノネダリじゃないかなー。論理的に以下のことが言 えるはずだからです。
日本共産党は昔のソ連などを社会主義国だと規定していた。自由がないと批判を
始めたときも、「生成期の社会主義」と頑張った。
その体制が崩れたときに今度は手の平を返したように、「社会主義とは縁もゆか
りもないもの」と断定してしまった。その後もそれっきりで、何の総括もない。
こんな不自然な経過は、そのどこかに誤りがあるはずだという事を示している。
ご自分らの社会主義定義が誤りだったのか、それは正しかったけど「あの国がそ
こから外れているということを見抜けなかった」ということなのか。このどちら
なのかさえ現在まで、言明を避けてきたはず。この経過が示すものを僕はこう理
解してきました。社会主義定義に全く無能だということ。
そういう事実を誠実に認めるならば本来は、内外に大々的に呼びかけてでも「社
会主義とは」という討論会でも重ねていくべきなんですよ。でもそんなことを
やったら、現(理論)体制の権威に傷が付くからというのか、全くやっていな
い。
いずれにせよ、原仙作さんも言うように、理論幹部が理論的に不誠実であり、権
力欲だけが目立つと見るしかない。僕は10年以上前に、そう断定することにし
ました。ことが、日本共産党にとって最も大事な社会主義の定義に関わることで
すから、そう断定するしかなかったわけです。