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「綱領改定案と日本共産党の歴史的転換(下)」について

2009/11/02 trockij

「綱領改定案と日本共産党の歴史的転換(下)」の「47、おわりに――日本 共産党はどこへ行く」の以下の部分に反論があります。

完全に社会主義や共産主義と縁を切って、単なる平和主義・改良主義の党になっ たとしても、この徹底的に保守化した日本では相対的に進歩的であるし(ちょう ど今の社会民主党がそうであるように)、保守与党と保守野党の行動を批判し抑 制する革新系の野党としてなら十分、存在価値があるからである。

日本共産党はすでに「単なる平和主義・改良主義の党」ですらありません。 日本共産党は湾岸戦争に事実上の支持を与え、ソマリア侵略への資金援助に国会 で賛成票を投じ、イラク戦争においても反戦の立場をとっていません。それどこ ろか、イラク人民による日本外交官処刑を「テロ」よばわりしています 。

このような党には「存在価値」があるどころか、ブルジョアジーの権力を 「左」から補完するという意味で「害悪」でしかありません。

帝国主義の「左足」となった日本共産党とは、労働者階級はできるだけすみ やかに手を切らなくてはなりません。