初めて投稿させていただきます。
父が生前、戦後の旧国鉄に在籍し組合運動を行う共産党員であり、そのためレッドパージを受けて転向・離党しそれ以後は一支持者であったため自宅で赤旗を購読していた時期もあり幼いころから共産党は弱者の味方であるという刷り込みを受けました。また、学生時代には民青の知人などもいたため選挙のときはほとんど共産党候補に投票してきています。
しかるに、ここ数年の共産党の衰退ぶりはどうでしょう。選挙に関して言うならば素人目にももっと工夫ができないものかと苛立ちすら覚えます。たとえば、衆議院小選挙区のほとんどや参議院の一人区などは候補をたてず、少しでも可能性のある選挙区に力を集中するのが戦いの常道というものでしょう。そうすれば現状とはまた違った選挙結果になるのではないでしょうか。
さざ波通信に限らず多くのブログやスレッドにおいて、選挙結果についての共産党幹部のコメントは「大本営発表」以外のなにものでもないことは既に周知のとおりです。そのようなコメントを見聞きすれば有権者が「ああ、共産党は負けてもいいんだな」と考えるのは自然なことでしょう。
私がただ一つ自民党の方が共産党よりも良い点を挙げるとすれば、それは選挙に負けたときにトップが責任を取るということです。
共産党がこのような選挙総括を続けることや幹部が責任もとらず、委員長選挙も行わず、比例区の安全圏で議員の地位に恋々としている状態を続けるならばますます党勢は衰退するでしょう。
私の地元の市議会議員や元市議会議員の町会長がまじめで住民の目線にたっている人たちだけに残念なことです。
ただ、このまま共産党が衰退を続けていった場合、改憲による戦争可能な軍事体制、消費税増税等による貧困層のさらなる拡大、その他もろもろの悪政に対するストッパーがなくなるのではないかと危惧します。民主党がそのような立場に立つとは考えにくいので。
乱筆乱文にて失礼しました。