初めての投稿レスに、有難うございます。
僕が、敢えてここに「我が愛すべき」フランスの政治状況について触れたの
は、日本の政治風土がいかに貧しいかを憂いているからです。
それは、将来(国)を担う子供や若者たちへの、せめてもの我々オトナ(実際
は、高齢者)としての政治的発信する務め(奮起を促す)だと思うからです。
34歳の若者(郵便配達屋さん)が今や、サルコジ大統領を追うくらいの人気度
で、”朝の”フランスTVにも引張り出されるほどの、「革命を語るコミュニスト」
だとは言っても、政治的に無視できない国民意識がそこにあるからだと思うので
す。デモや闘争の前線にいつも居て、たとえ、異論があるだろう組織の方たちと
も”ここに今ある”闘争では共にスクラムを組んで行動するという”連帯性”です。
(今、フランスの左派では「フランス革命」のスローガン『自由、平等、友愛
(博愛)』の『友愛:フラテルニテ』の代わりに『連帯:ソリダリテ』という言
葉に置き換えてるような文を読んだ気がします。)
何故なら、デモの画像を見ても、今や主役の座を奪われたフランス共産党とは言
え、影響力ある仏最大で最古参の『CGT』労組と行動を共に?してるようだし、
フランスの政党別労組(CFDTとかFOとか)はほとんどデモは統一行動でやってる
と思います。
<僕が、スターリンを許せない一つには、スペイン人民戦線政府内でのアナやト
ロ等の共産党反対派を暗殺等で排除した挙句に、フランコの勝利⇒ヒットラーの
第二次大戦を許していった・・・そういう「統一戦線」破壊戦略=共産党の独
裁、純化路線は、諸外国での労働・社会運動にもズーッと影響を与え続けてきた
と思うからです。それは、”新左翼”においても、スターリンを批判しながら、内
ゲバを繰り返し社会・労働運動を少数・乱立に追いやってる現状に、それを止揚
しようとしないこの国の「左派」のパラドックスを見てしまうのです。>
ここでの原さんの主張に同意ですので、ともかく、右・左乱れてでもどんど
ん発言し、この”閉塞”状況を変えていくべきです。活性化すべき、です。それに
は、鳩山政権は”またとない”チャンスだと思います。
自・公政権がもっともっと続けば(延命されたならば)、もっと暗黒、悲惨な状
況になっていったと思っています。来年あたりから、湯浅さん、菅さんなどの雇
用、さまざまな生保・福祉対策、中小企業対策等が強化されていって、自死数が
減る傾向になってきたら、、、期待しています。ともかく、カストロ、ゲバラに
比すれない左派リーダーの説く「夢想」革命でない、先ずは「一歩でも前進」
の、自・公政権に戻らない少しずつでも確実な、弱者・国民への視線をもった政
治改革が必要です。(僕は、細川時代の、どんな理由があれ村山・土井社会党の
自民党の延命を許した裏切りは、絶対許せません。)