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民主集中制の害悪について

2009/12/10 広田法真

 初めての投稿に対し早速、人文学徒さん、綾瀬はるきさんからレスポンスをい ただきありがとうございました。「日本共産党の惨状の本質に関わって」も読ま せてもらいました。
 民主集中制の害悪については以前、青年運動、平和運動などの実態が「さざ波 通信」その他で掲載され、私ははじめて知りました。そして、民主集中制の誤り については、人文学徒さんや原仙作さん、その他の方の投稿で、日本共産党の不 破氏らの行っている独裁的党運営の誤りが、理論的にも実践的にも明らかにされ たと思っています。
 それまでは、「赤旗」報道で知るのみで、青年運動でも民青同盟内での「新日 和見主義」、分派活動として知っていました。「さざ波通信」への投稿で、はじ めてそれが日本共産党中央の民青同盟の自主的運動の発展に対する介入・弾圧で あったこと、以来青年運動は停滞し、民青同盟組織も激減して今日を迎えている ことを知りました。平和運動でも労働運動でも大衆組織に政党が介入し政党の意 のままに動かそうとすることが誤りであることは、4・17問題ではっきりした にも関わらず、その後は問題をあきらかにせず、青年運動など一部を除いて党内 で秘密裏に処理してしまって公には出さなくなっています。最近「さざ波通信」 を見るようになった人は、一昔前の「新日和見主義」事件、原水協事件、民主文 学事件などは知らない人が多いのではないでしょうか。一度投稿されたもので あってもこうした民主集中の害悪は繰り返しこの「さざ波通信」に載せて、新し い読者にも知らせていく必要があるのではないでしょうか。