「ここで注意しなければならないことは、前提として、この時点で日本政府は尖閣諸島を「無主の地」だと認識しているのですから、日清戦争中であるかどうかは問題とならない、ということです。それが「剽窃」となるのは、「日清戦争中のドサクサに紛れて中国から奪った」という主張を前提にして初めて可能なことであり、結局、はとさんの主張は「無主の地ではない」=「中国の歴史的領土である」ということのトートロジーに過ぎないのです。自己の主張を以て自説の論拠とすることのおかしさは、はとさんにも十分理解できるはずです。」
何がおかしいのでしょう。日清戦争が日本の中国侵略戦争であり、その勝利によって台湾を奪い取り、朝鮮の支配権を奪い取り、その戦争の中で釣魚台列島を掠め取ったのであるならば、ポツダム宣言により釣魚台列島を当然中国に返さねばならないのです。
などにより尖閣列島(釣魚台諸島)が中国の領土であることがわかります。だから無主の地ではないことが当然です。
「尖閣列島--釣魚諸島の史的解明 」井上清
私は討論の途中で上の文章を読み、尖閣列島が史的に中国の領土であったことを確認しましたしそこが無主の地ではないことが論理的に叙述されています。、私はそこから多くのものを学びました。もし反論があるならばこの文書に対して具体的に反論されることを望みます。その上で私は自分の意見の投稿したいのです。