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1/31の尖閣列島問題の追伸(はとさんへ)

2011/2/3 風来坊 自営業

 投稿文が長くなってしまって論点が不明確になってしまったようなので、 論点をまとめてみました。

  1. 中国は古くから尖閣列島について、航路上の目標として、たんに航海日誌や 航路図において、また旅情をたたえる漢詩の中に、尖閣諸島の島嶼の名前をあげ ているにすぎない。それだけでは直ちに中国領とはならない。有史以来一度も中 国人が、尖閣列島に居住したことは無いし、実効支配したことも無い。
  2. 下関条約を締結する交渉で、中国側の代表は台湾とその付属島嶼、澎湖列島 の割譲要求に対して強く抗議したが、尖閣列島にはふれなかった。また、下関条 約に尖閣列島の記述は全く無い。
  3. 1919年に中国福建省の漁民が、魚釣島付近で遭難し、この救助活動に、1920 年5月20日の中華民国駐長崎領事の中国漁民救助の感謝状に「日本帝国八重山郡 尖閣列島」と明記されている。
  4. 中国は1895年から1970年までの75年間、一度も日本の領有に異議も抗議も 行っていない。中国は領有を主張し始めてのは、国連アジア極東委員会が、石油 天然ガスの海底資源が豊富に存在する可能性を指摘した以降である。
  5. これは、前の投稿には書いていないが、日本共産党の2010年10月4日付けの 「尖閣諸島問題 日本の領有は歴史的にも国際的にも正当」の中の1953年1月8日 付けの中国共産党機関紙「人民日報」の引用も付け加えたいと思う。
     米軍軍政下の沖縄での日本人民の闘争を報道し、その中で、「琉球群島は、わ が国台湾の東北および日本九州島の西南の間の海上に散在し、尖閣諸島、先島諸 島、大東諸島、沖縄諸島、大東諸島、吐か喇諸島、大隈諸島などの7つの島嶼か らなっている」 と「尖閣諸島」という日本の呼称を使って同諸島を日本の領土 に含めて紹介していた。

以上、全ての論点に対するはとさんの見解をお聞きしたい。