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ロシアは今や領土的野心を前面に押し出した帝国主義国家になってしまった

2011/2/12 道祖神 60代 元公務員

旧ソ連は領土不拡大の原則を踏みにじり、日ソ平和条約を一方的に破棄し、南千島を不法占拠したが、その後のロシア政府もそのまま、不法占拠を行っている。小生が学生であったころ「沖縄・小笠原返還同盟」による、スローガン「アメリカは沖縄小笠原を返せ」を掲げてデモ行進をおこなったが、このスローガンは実現された。しかし、ロシアよる北方領土を含む南千島の不法占拠は現在もそのままだ。この点からいえば、当時のソ連は「アメリカ帝国主義」よりもより「帝国主義的国家」であったといえるだろう。60年代の社共系のデモでは、「ソ連は北方領土を返還せよ」のスローガンは掲げられることはなかった。このことは、今では大きな疑問である。共産党や社民党は、あまりにもロシアの帝国主義的領土野心に無頓着ではないかと思われる。これからのデモ行進では是非このスローガンを掲げロシアの帝国主義的政策に反対する世論を高めてもらいたい。