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「中国侵略戦争と改憲」に対する疑問はとさんへ

2011/2/12 風来坊 自営業

 まず、小沢の復権が改憲、天皇制復活を速めるということですが、この根拠がわかりません。
 確かに小沢氏や鳩山氏は改憲論者です。そして管や仙石、枝野たちは改憲論者ではありません。
 改憲論者かどうかが問題なのではなく、現実にどのような政治的役割を果たしているかが問題なのでは、ないだろうか。
 言い方を変えれば、鳩山政権の時に、改憲策動や対米従属が進んだのかどうかだ。
その意味では、管政権になってから、武器輸出三原則の緩和、「思いやり予算」等々より危険な方向に進んでいるのは、明らかだろう。
 また、小沢氏が、今後何をするかは、彼をどのような勢力が支持しているかによって決まるだろう。
つまり、小沢氏の支持者、「阿修羅」などのネットで小沢氏を支持している人たちやネットの呼びかけで小沢支持のデモや集会に参加している人たちが、一連の問題を捉えているかによるだろう。
 彼らの多くは、この間の一連の問題を対米従属派と対米独立派との戦い、衆院選でマニフェストに掲げた政策を既成勢力に屈服し、なし崩し的に放棄しようとしている勢力とそれを実行しようとする勢力の戦いと捉えている。
 小沢氏の支持勢力が、彼らである以上、支持者や有権者の意識に敏感な小沢氏はそれを反映させようとするだろう。
 私にはあなたと全く正反対の意見です。
 もし、小沢氏が失脚するならば、米国の言いなりにならない者を抹殺される事になり、あなたの言う「改憲と天皇制復活」の危険は速まると思います。
 中国侵略戦争というのも、あなたの妄想にすぎない。
 尖閣列島問題は中国と対立する事で、日米が結束して中国と対立する構造を作り、日米同盟を強化しようとする、前原を先頭とする対米従属派の行動の一部にすぎない。
 現在の中国は、共産党が政権を握っているというだけで、全く社会主義的な要素は見当たらない。この中国を米国が侵略しようとしているというのは、はとさんの妄想にすぎない。
 小沢氏を全面的に支持するつもりはありませんが、少なくても自公政権の復活や管政権が継続するよりは、小沢氏の方がはるかにましだと考えます。