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日本の共産党の問題の一つと考えられること

2011/9/3 菅井良

 日本の共産党は、ソ連の共産党がソ連末期に行った、ペレストロイカと比較し ても、党史の再検討が不十分だと考えています。ソ連ではペレストロイカの中 で、異論派であったブハーリンもトロツキーも名誉回復していました。ですが、 日本共産党はそのような措置をまだとっていません。それが日本共産党の動きを せまいものとしている、一つの原因だと考えます。いろいろな人のことが念頭に 浮かびますが、たとえば、何十年か前に、当時の宮本委員長の勇退を求めるピラ 配りをして処分されてしまった学生党員がいたと思います。先年亡くなられた武 井昭夫氏や、作家の中野重治氏などはどうなのでしょうか。
 わたしは今は党員ではありませんので、おせっかいということになるのです が、そのようなことは必要な気がします。