私は、来年の党創立90周年を前にして、今、党や革命史、特に、ロシア革命の考察を深める必要がある、と思います。
なぜなら、創立90周年という節目に向けて、来年は通常よりもより深く、共産党の成り立ちが論じられるだろうと思われるからです。
今から、そうした考察や議論をしていくのは、おっとり刀で論じるよりも、より深い到達点に至ることができるのではないでしょうか。
(なお、私自身は、党支持者であり、学生時代以来、民青や共産党の人士と交わってきたものの、党員ではあり ません。)
ロシア革命史はいろいろな研究がなされており、今さら私のような浅学の徒には荷が重すぎるのですが、党創立 は1922年、モスクワのコミンテルンの日本支部として創立された、という経緯があり、ロシア革命とは切っても切れ ない深い縁があります。
そのロシア革命への考察は日本共産党の様々な成り立ち具合・様相を考える上で実に多くのそれらの要因を示唆 しているのではないでしょうか?
基本的に私は、ロシア革命に於ける、レーニン路線は不支持です。 ここが、そもそも日本共産党とは見解が異なると思います。
何度も共産党への入党を勧められたものの断ってきたのもそのためです。
レーニン路線こそ、ロシア革命を変節と挫折に導いた元凶だと捉えています。
こうした視点はこの板に集う多くの皆さんとかなり異なる立場だろうと考えております。
しかし、一方で私は共産党の長年の支持者であり、今や26万部程度しかいない、赤旗日刊紙読者でもあります。
なぜ、そうなのか? これからおいおい話していきたいと思います。
できれば、みなさんの忌憚のないご意見をお願いします。