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アルチザンさんへ

2012/9/3 菅井良

返事が遅れてすみません。

田村さんの投稿を見て、どうやらアルチザンさんは私に対立して語られていたの かと気がつきました。しかし、アルチザンさんにどう応えたらよいか、 わかり ません。

そこで、

《これが「共産党は独善で嫌い」といわれてしまう所以なのである と思いま す。》

というアルチザンさんの文についてのべます。

それは私の言い方が、上から目線でそれが独善的だということなのでしょうか。 そういうことをいわれてるのでしたら、再読してそういう書き方ですの で、甘 んじて受けます。「菅井様」という言われ方からはたぶんそちらなのでしょう ね。その場合違っているのは、私は10年以上も前は共産党員でし たが、今は口 舌の徒にすぎませんから、私個人の問題だという点です。

ですが、私の引用した共産党の行動は「共産党は独善で嫌い」と思われるような ものではありません。今までの共産党のパターンではあり得ないことを やって いるので、赤旗の号外などは参加者の人に喜ばれていました。自分たちのデモの 数の力をいち早く見せてくれたのですか ら。

直近の共産党の行動には、いくつか、今までとは違っている点があります。科学 的で安全な原発開発を、から、脱原発へと舵をきったこともその一つで す。 (不十分なことはあります)ACTAについても、市民の反対すべきという強い要求 によって、反対に転換したようです。赤旗に官邸前の抗議をの せ、紹介してい た女性が中核系の活動家だったことを知らされたあとも、そんなことにこだわっ ていては、脱原発運動はできないと応えるなんていう、 今まででは考えられな い対応をしていました。

それが、反原発運動にたいする、特別な肩入れなのか、一般的に市民運動に対す る姿勢の変化なのかはわかりません。が、今の執行部がそれにゴーを出 してい るわけだし、私は志位氏とそのまわりの人の明確な判断があると思います。

今までだって、いろんなことはあったのだから、これも一時のことにすぎないと いう意見もあるでしょう。共産党の「本質」は変わっていない、と。事 実変 わっていないおかしな事は沢山有ります。おっしゃる通り、小沢裁判に対する評 価もその一つです。

最後に、官邸前抗議に参加されいていた、東京土建の組合の方のツイッターを引 用しておきます。

「東京土建 ?@don_net @Ryo_Sugai 本部の書記局数人で参加しました。とかく 動員型の運動になりがちな私たちにとって官邸前行動には学ばされます。私たち 労働組合は、組合員さんに呼びかけと 啓蒙をつよめ、自主的に参加する人を増 やすのが役目かなと、そのために、自分たちが主体的に参加しようと思ってます。」