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高額所得者さん
私は低額所得者に属しますので、あなたの感情とご意見を十分に理解できるか自
信がないのですが、あなたのおっ
しゃる二つの点については、第一は誤解です。第二には賛成です。
私は一般に産経新聞の報道には、批判的に読むのですが、このことについ
ては、産経に
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120722/stt12072212000001-n5.htm
のような報道があり、
日本共産党広報部の説明として
「反原発で中核派と共闘しているわけではない。中核派は様々な組織、フロン トを通じて活動に参加しており、 一般人とは見分けがつかない。中核派だからといって排除していては、我が党の 反原発運動自体が成り立たなくな る」
として、党内で問題になっていないと言われています。
共産党は反原発で、官邸前の反原連とも共闘しているわけではありません が、彼らのことを報道しています。そ れと同じだということです。反原発運動という市民運動（シングルイシュー）に 対する共産党（新聞赤旗）の姿勢 はそれを積極的に報道、応援するということで一貫しようとしていると私は見て います。
念のためにいえば、共産党も中核派も、市民運動や個別課題ではなく、国政 変革（昔からの用語で言えば、「革 命」）を使命としている組織ですから、その水準では、両者は対立していて共闘 などとんでもないということにな るでしょう。
高額所得者さんは私が、共産党が「個別課題」においてではあるが中核派と 共闘しようとしていると述べてるよ うにとられていますが、それは誤解だということ、以上の通りです。
二番目の点については、私は、その立場にはありませんが、民主的で公開の
原則にのっとった自主的な原子力の
研究と発展を主張してきた、共産党や日本科学者会議など民主的な学者たちの方
針については、全否定することは
できないと思っています。ですから、共産党がその点について、きちんとした総
括をするにはそれなりの意をつく
した討論が必要だと思っています。この総括はもちろんなされなければなりませ
ん。その点、高額所得者さんに賛
成です。
しかし、終息もままならない福島原発事故はたまたまこの程度ですんでいます
が、次の大地震での原発事故がこの
程度でおさまる保証は何もない中で、志位執行部が反原発をはっきりと打ち出し
たことを評価するべきだと私は考
えています。
高額所得者さんが横レスのような形で介入されましたので、一応お答えしま したが、菅井のあの文章は、アルチ ザンさんのご意見に対してどのように話し合いのいとぐちをつけたらよいかとい う私なりの応えのつもりです。そ の意を組んで見守っていただけるとありがたいです。