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再び菅井良様へ

2012/9/23 高額所得者 50代 医師

 私の突然の失礼なレスに対し、速攻でご丁寧な回答を賜り恐縮しております。 貴方の9月23日付けの返信に対し、再返信させて頂きます。
1)私の高額所得者というHN
 これは昨年本欄で「震災復興財源は所得税増税累進強化で、とりわけ一定以上 の収入のある人間が社会的責任を果すべし」という投稿をした際に、自らの立場 を明確にする意図で上記HNにしました。何か自慢しているようで不快感を与え るなら、今後HN変更も考慮します。
2)中核派と日本共産党
 むろんこの件に関する日本共産党の姿勢の変化は、貴方の責任ではありませ ん。しかし問題は、これをどう評価するかです。かつて「ニセ左翼は巧妙に市民 運動に潜り込んでくるから、これへの警戒を怠るな」と言ってきたのは、日本共 産党でした。「中核派は巧妙に潜り込むから一々判別などしてられない」などと いうのなら、私は「日本共産党は幅広くなった」と取るよりは、「日本共産党の 判別能力が低下した」としか思えません。もし本当に「中核派とも個別課題では 共闘する」というのなら、これまで彼等に浴びせてきた侮蔑的定義を改め詫びる のが、最低限の礼儀でしょう。
3)原発問題と日本共産党
 志位委員長は、たしかに最近「遠い将来に原子力が平和利用できる可能性まで は否定すべきではないし、(現在の利用は全面中止するのは当然だが)将来のた めの研究までは禁止すべきではない」と発言しています。つまり「当面全面禁 止、しかし遠い将来の(安全対策が確立された上での)利用は否定しない」とい う立場なのでしょう。たしかに、これはこれで従来の政策と一貫性はあります。 しかし(先週の繰返しになりますが)「当面全面中止」する上で、これまで「反 科学主義」「敗北主義」と罵倒してきた人達とは、どう共闘していくのでしょう か?少なくとも、(先の中核派に対してと同じですが)「これまでの非礼をお詫 びする」くらいは最低限の礼儀でしょう。日本共産党指導部は無謬神話に拘泥し て「率直に誤りを認めて謝罪する」のを忌避する傾向があるので、期待薄でしょ うけど。
 以上が貴方の返レスへの私の回答です。多分貴方とこれ以上議論しても、「中 核問題」「原発問題」ともに平行線を辿るだけでしょうから、あえてご返答は求 めません。どうも有難うございました。