私の突然の失礼なレスに対し、速攻でご丁寧な回答を賜り恐縮しております。
貴方の9月23日付けの返信に対し、再返信させて頂きます。
1)私の高額所得者というHN
これは昨年本欄で「震災復興財源は所得税増税累進強化で、とりわけ一定以上
の収入のある人間が社会的責任を果すべし」という投稿をした際に、自らの立場
を明確にする意図で上記HNにしました。何か自慢しているようで不快感を与え
るなら、今後HN変更も考慮します。
2)中核派と日本共産党
むろんこの件に関する日本共産党の姿勢の変化は、貴方の責任ではありませ
ん。しかし問題は、これをどう評価するかです。かつて「ニセ左翼は巧妙に市民
運動に潜り込んでくるから、これへの警戒を怠るな」と言ってきたのは、日本共
産党でした。「中核派は巧妙に潜り込むから一々判別などしてられない」などと
いうのなら、私は「日本共産党は幅広くなった」と取るよりは、「日本共産党の
判別能力が低下した」としか思えません。もし本当に「中核派とも個別課題では
共闘する」というのなら、これまで彼等に浴びせてきた侮蔑的定義を改め詫びる
のが、最低限の礼儀でしょう。
3)原発問題と日本共産党
志位委員長は、たしかに最近「遠い将来に原子力が平和利用できる可能性まで
は否定すべきではないし、(現在の利用は全面中止するのは当然だが)将来のた
めの研究までは禁止すべきではない」と発言しています。つまり「当面全面禁
止、しかし遠い将来の(安全対策が確立された上での)利用は否定しない」とい
う立場なのでしょう。たしかに、これはこれで従来の政策と一貫性はあります。
しかし(先週の繰返しになりますが)「当面全面中止」する上で、これまで「反
科学主義」「敗北主義」と罵倒してきた人達とは、どう共闘していくのでしょう
か?少なくとも、(先の中核派に対してと同じですが)「これまでの非礼をお詫
びする」くらいは最低限の礼儀でしょう。日本共産党指導部は無謬神話に拘泥し
て「率直に誤りを認めて謝罪する」のを忌避する傾向があるので、期待薄でしょ
うけど。
以上が貴方の返レスへの私の回答です。多分貴方とこれ以上議論しても、「中
核問題」「原発問題」ともに平行線を辿るだけでしょうから、あえてご返答は求
めません。どうも有難うございました。