櫻井さん、10月15日付『「反消費税・脱原発」国民連合で、民・自・公を打倒しよう!!』に、コメント有難うございます。
先ず、”異なる2点”があるとはいえ、共感してくれたことに感謝です。
とは言え、櫻井さんが指摘する”異なる2点”①反TPP ②橋下「維新」やみ党の渡辺氏の評価は基本的に僕は違いがあるとは思っていません。①の「反TPP」は小沢支持派の連中は全くあなたと同じ、また、ここだけでなく、②のことに関してもあまりコメントしないだけで、あなたと基本的に同じ意見です。
ともかく最近は、小出裕章氏の「世界の70億の人間、誰ひとりとして”同じ(DNA持つ)人間は居ない”という言葉を、改めて深く心に刻んでいます。それ故、「私はあなたと全く同じ(考え)」と”仲間意識”を強調するより、「個々人の違い(考え)」を前提にした上での”連帯”をいかに求め合えるかが大切な課題(この国・国民にとって!です)と思っています。大げさに言えば、「愛」という心理(真理)は、そこにあるのだと思っています。
時々、日本人は「連帯」が作れないのは何故なのか?小出氏は講演会の問答の中で「バカな国(政府)、バカな国民」と臆面もなく使えるほど、この国の原発の推進、事故後の国・国民の対応に激しい怒りを持ってるのだと思います。ドイツは”国(民)こぞって、「脱原発、再生エネ」に向かって進むと宣言してるのに、まして、日本の方が自然エネルギーは豊かと誰もが認められるのに!です。
先ずは、既にご存知で視聴されてるかも知れませんが、小沢氏ら『国民の生活が第一、ドイツ脱原発視察』の映像をご覧下さい。
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・2012/10/18 国民の生活が第一「ドイツ脱原発視察」1日目
・2012/10/18 国民の生活が第一「ドイツ脱原発視察」2日目
・2012/10/21 国民の生活が第一「ドイツ脱原発視察」3日目
ここで僕が驚いた?のは、ドイツの産業界自体も基本的に国の方針(脱原発・再生エネ取組み)に同意してる!ということ。当然、そういう”国民の合意”<80%が賛成、連邦議会では全政党(数人の反対議員を除いて)も賛成>があるということは、原発の雇用問題抱える労働界でさえ、反対してないということになる。お隣の原発大国:フランス社会党政権では「フェッセンハイム原発閉鎖」の方針に、あの年金大デモ・ゼネスト(全国で300万の統一行動)を主導してきた”闘うCGT(共産党系)”でさえ「抗議=反対」してるのに!です。
そして「福一事故継続中(未収束)」の今、今や「国家存亡の危機」とさえ、大げさでなく、言えるのでしょう。
小出裕章氏だけでなく、こんな方(松村昭雄氏)も居るのだと知りました。
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【2012/10/25 松崎道幸氏、中手聖一氏、松村昭雄氏シンポジウム「放射能による福島の子どもたちの健康被害」】 (※松村氏の発言は、1時間29分~)
最後に、残念ながら、共産党はこの『国民連合』(日本版「オリーブの木」構想)に参加しないようですが、すでに”選挙協力”の話が始まってるようです。
【生活などが超党派「国民連合」 反増税、脱原発など共通公約に】産経(8月27日
松村氏の「警告」のように、日本だけでなく世界までもが”終末”を迎えるかも知れない「福一事故継続中(未収束)」の絶望感は広がりつつあるとさえ思うのに、この能天気な国民と、バカな政府(官僚権力)と闘えずに「官邸前行動」を批判してるような”内ゲバ的”自家撞着な”左巻き(レイバー系?)”の存在する、この国です。