まさかの「脱原発」派勢力の大敗、そのショックもあって、それだけでなく”この国(民)の未来”が描けぬまま、(何の罪もない子供達次世代に)”希望を残せな”さそうな雲往きに・・・寂寥(無常)感と脱力感があって、ご無沙汰でした。
まとまりのないままですが、身近なエピソードを交えたこの国の問題点と、「共産党」に関する感想を述べておきたいと思います。(論というほどの文でないことをご容赦ください。)
①官僚制=公僕(公務員)権力について
小生は、元地方公務員であったことは既にここでも自己紹介してると思います。
日本の司法(法務官僚)行政権力のこの国”支配”は、小沢デッチ上げ裁判だけではありません。過って公務員労組活動家であった時の”能天気さ”の自戒は、小沢本を知って「55年体制」の問題を気付かされたことに拠ります。
最近は、裁判傍聴などは今まで一度もしたことのない生活でしたが、元群馬県警:大河原宗平氏の”裏金告発に拠る報復人事=懲戒解雇”事件を知って以来、ズーッと傍聴してきています。この前2月18日は大河原控訴裁判の転換点となる証人尋問の日となりましたが、元同僚・後輩の大河原氏追及(弁護士頼まず、独りで)には裁判長から「声が小さく、何を言ってるのか聞こえない。知ってることだけで良いから、ハッキリ答えなさい」と注意されるほど、警備?部長氏の自信ない・曖昧な「記憶にない」答弁でのやり過ごしに終わった。一人の”人間(大人)”としての矜持ない、こんな警察幹部達が国民の生活の治安・安全を心から守ってるとは到底思えない。そして、この日前後に、どこかの警察署内で勤務中に「賭けマージャン」をやってた、というのが報道されていたが、50年前の俺の公務施設職場での先輩達の「賭けマージャン」のやり取りを想い出したものだ。夜勤は2人だが、先輩は宿直室に仲間3人(全部、本庁含めた公務員の同僚)を集めて深夜までやっていた。(俺は組合執行委員になってたが、見て見ぬフリをしてた、当時は何のためらいも無い”公務員ムラ”の一員だったから。)
現在の公務施設での夜勤バイトでも、色々怒りたいことはたくさんあるが、リアルすぎることなので、今はここでは控えておきましょう。なお、大河原裁判は次回で結審(予定)らしい、ビデオ捏造証拠の改ざん追求も果たされぬまま、孤独な「義」の行動警官の冤罪が少数の支持者の見守る中で闇の中に消えていくことだろう!
そして、今また大きく報じられた「冤罪」拘置が始まっている!恐ろしい非民主主義国なのだ。
【参考】小生の「ツイッター」より 拡散!【遠隔操作ウィルス事件・片山祐輔容疑者弁護人 佐藤博史弁護士会見】 … ※今までそれほど関心持てない事件だったけど、この会見動画を視て、改めて検察・警察とメディアのいい加減さに怒り満杯だ!全面可視化を!
【交番で賭けマージャン、別の警官に見つかる】読売新聞(2月19日) … ※過っての公務員時代思出す。麻雀が嫌いになった理由だが、夜勤時先輩達の「賭けマージャン」、給料日の敗者は勝者に金を投付け、また翌日に、、、組合役員だった俺は見逃していた
②アンドレ・ジッドと山本薩夫
1938年と言えば、ナチス・ドイツに拠る世界大戦の足音が高く聞こえる一方で、ソ連のスターリンに因る「大粛清」が始まってる頃です。小生は映画好きですが、社会派?「山田洋次監督」よりズッと好きな「山本薩夫監督」が、まだ28歳という若手監督の時代に意気込んで作ったと言われるジッド作『田園交響楽』の映画化。
京橋のフィルムセンターで映画観たことありますが、”失敗作”(不評ゆえ)とはいえ、スターリン批判のジッドとスターリン擁護(当時)の共産党員の組み合わせ、この辺の日本左派(共産党中心の)の内部事情はとても興味あるテーマです、僕にとってはですが、研究するにはもうとても時間ありませんが、誰かコメントしてくれる方が居れば、とても有り難いです。
【参考】小生の「ツイッター」より
【A.ジッドと日本】社会派映画の山本薩夫監督『田園交響楽』(ジッド作品の日本版映画化。1938年、東宝)は、山本監督3作目で28歳の意欲作だが”不評”。映画の評価ともかく、既にジッドは”スターリン批判”してた時期。山本氏は共産党員、然も介してジッドに映画を見せてるとか、興味深い。
◆「山本薩夫」Wiki