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一般投稿欄

「昨年の総選挙を振り返って」に応える

2013/6/4 櫻井智志

 このさざ波通信一般投稿欄に、ハンドルネームいなかのおじさん氏が 「昨年の総選挙を振り返って」と題して、5月27日付けで、総選挙開票 にまつわる疑問を呈していらっしゃる。
 インターネット上で選挙についてのさまざまな疑問は、私の知るメーリ ングリストやブログでも出ていた。
 投票所の閉鎖が予定時刻を一時間ほど早めたところがあり、それも問題と なったが、今回の選挙での問題はまさに常識を越えていた。
 本澤二郎氏がそのことを、投票開票を一手で請け負った会社「ムサシ」と その背後をブログで執筆されておられる。私は自らのブログ日記に転載させ ていただいた。なお、この転載によりなんらかの問題が生じたなら、その時 の文責は小生にあり、本澤二郎氏に過失はない。

================================== 「ムサシ」「上毛実業」「富士通」「中曾根康弘鳩山邦夫」選挙のからくり
                       2013年05月07日18:58
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1901260119&owner_id=19366702

本澤二郎の「日本の風景」(1248)

<「ムサシ」の筆頭株主>
 「ムサシ」という胡散臭い選挙屋をネットで調べてゆくと、だんだん不気味 な会社であることが判明してくるだろう。知らぬは国民・市民ばかりだ。元在 京政治部長会の知り合いに聞いてみると、彼は名前だけを知っていた。筆者同 様、選挙の投開票の現場を知らない。いわんや、この日本で不正選挙が横行し ているとの確証が手に入らないためだ。それこそが「ムサシ」の強みといえる が、それでも今回は様相が大きく異なる。旧体制・自民党復活のための大がか りな不正が断行された可能性を否定できない?「ムサシ」の筆頭株主にスポッ トを当てると、上毛実業株式会社が現れてきた。

<上毛実業>
 「ムサシ」もそうだが、この上毛実業もルーツは群馬のようだ。不正選挙関連 で、現在はネット上で大変話題になっている。改めて新聞テレビの時代の終わり を告げている。新聞は1行も書いていないし、テレビは全く触れていない。回避 している。グルなのだろうか?
 新聞記者経験から言うと、日本の新聞テレビは必ずしも弱者・国民の味方では ない。“弱きを助け、強きをくじく”という本来のマスコミは存在しない、と言 ってもいいくらいだ。お上にひれ伏すことを当たり前にしている。長年の経験則 から学ばされた結論である。日本マスコミの悲しい真実である。
 近隣国の言論の自由など批判する資格などない。依然として、多くの国民は「 ムサシ」も上毛実業も知らない。民主主義の根幹である民意の反映であるはずの 選挙が、1民間企業の独占ビジネスになっているという事実さえも。その筆頭株 主の会社が、世界経済をコントロールしているロックフェラー傘下ともいうので ある。
 なんということか。呆れてモノも言えない。自民党復活はまやかし・詐術・魔 法の成果なのか?頭がくらくらしてくるような話しではないか。

<小さな不正はこれまでも>
 「ムサシは一部の人にとってよく知られている。不正選挙のことも。選挙担当 の役人や政治家も知っていることだ」と事情通は公然と言った。現状では、事情 通の固有名詞は残念ながら書けない。彼の生命身体に危害が加えられるからだ。  日本での安心安全は、市民として何もしない場合だけのことである。権力に楯 突く日本人は、決して安全とはいえない。特に陰で、こそこそする人物は要注意 であろう。しかし、ジャーナリストはそれでは失格である。
 事情通は「小沢も知っている」と言った。筆者の推測は当たっていた。
 過去に筆者は「千葉県明るい選挙推進協議会」の委員を務めたことがある。も ちろんのこと、かの選挙屋が活躍を始めていたころである。しかし、投開票が機 械によって処理されていることなど知らなかった。委員の全ても?選管職員がせ っせと数えているものとばかり思っていた。

<富士通が開発?>
 事情通は「プログラムは富士通が開発したものだ」とさりげなく言った。「ど うしてわかるのか」と尋ねてみた。即座に「自分も間接的に関係していた」とい うのである。
 これは驚いた。これはガセネタではない。自信を持って公表出来る情報であろ う。いい人物に出会えたものだ。運命のいたずらなのか。
 「いま植草一秀がわかりやすく書いている。そのうちに公開されるだろう」と も付け加えた。一時、よくテレビで経済予測をしていたエコノミストのことだ。 当局にチクられた後、正義のエコノミストに変身しているようだ。「彼は小沢と 近いのではないか。小沢の指示か」と問いかけてみた。彼は首を横に振った。 「小沢は決して自分から、何かを頼んだり、言い出したりすることはしない。言 いたいことがあっても、秘書など第3者を使う」と釈明した。
 さすがは小沢だ。CIAと戦ってきている人物の対応なのであろう。周辺にも しっぽを出すことなどしないのだろう。大いに理解できる。結果として、彼はま すます力を蓄えてきている。敵も1000人、味方も1000人だ。
それにしてもこの事情通は、さすがである、小沢のこと、政界・霞が関のことに も詳しい。筆者などは、その点で小学生並みである。当たり前だが、最近は森が 見えても、1本の木々に疎くなってきている。
 「ムサシ」用の選挙投開票プログラムを作った技術者は、恐らく大変なご褒美 が出ているであろう。海外で優雅な生活を送っているのだろうか。しかし、その 道のものであれば、彼らを容易に特定出来るだろう。国会に召喚して真実を聞く 機会が欲しい。いまどんな思いをしているのだろうか。
 彼らには、不正不可能なプログラムを作らせればいい。2度とイカサマが出来 ないようなプログラムを、である。むろん、それには公正さを担保できる制度・ 人材が必要になるかもしれない。いずれにしてもインチキが可能な「ムサシ」任 せの選挙投開票事務は、直ちに止めさせるべきだろう。
 このまま参院選・都議選に突っ込むことになると、たとえ公正に行われても、 その結果について有権者の疑念が生まれることになる。
事情通は「中曽根・鳩山邦夫もかんでいる」とも明言した。疑惑は深まるばかり である。
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 本澤氏は、決して流言飛語を安易に書き殴るジャーナリストではない。もとも とは宮沢喜一や大平正芳ら自民党ハト派の政治記者だったと思う。今までに著書 や評論で、私は学んだことが多かった。

 今回のムサシ問題も、指摘するインターネットのブロガーは少なくないが、 ことがことだけに沈黙するひとも多い。もし、このことが事実無根ならば、その 批判は風評となる。けれど、事実だとしたら、このことを見逃すと、以後の選挙 国政選挙はとんでもないことになる。この大きな疑惑を、明確に否定する論者や 事実をあげてきちんとした証拠を示して述べる論者が次に登場することを願う。