もう「参院選」公示まで1ヶ月を切りました。
昨年末の総選挙”惨敗”を受けての総括もほとんど出来ていないまま、反動的な保守政治回帰へ向かう自・公・維勢力か、それを阻む改革勢力か、が国民の審判を受けます。
それにしても、4年前のあの「政権交代」に向かう熱気は、まるで夢の中=嘘だったかの虚脱感はまだ残っているだけでなく、諦めに近い絶望感が特に中年以下の世代に存在してるような気がしています。そうでなければ!へこたれないほどの怒りが渦巻いてれば!他の国の暴動さえ起きかねない政治的パワー(集会やデモ等)が日々の中で感じられれば、、、せめて投票行動に期待したいものです。
”大人しい国民”よ、(我がノスタルジックな)フランスは、日本では”全く国民的話題(議論)にさえならないであろう”「同姓婚」法をめぐっての国内二分で、右派と左派がデモ対決の挙句に(法案は今年4月23日成立)尾を引いてるもようで、極右のジャーナリストが抗議自殺したり、先日の5日両派の若者の小競り合いで極左の一人が殺されたほどだ。それだけ、政治は生活に身近なだけに”熱い”のだ。
【参考】http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130607-00000018-jij_afp-int
①小出裕章「京都大」助教と小沢一郎「生活の党」代表と・・・・・
まさか?!と思った情報
◆動画【小出裕章×小沢一郎 「福島第一原発を抑え込むために」】 http://www.youtube.com/watch?v=lkVyQrT7sUU
◆『生活の党』【当面の利益のために千年、万年の大計を誤ってはいけない。国民的合意で原発との決別を!】
http://www.seikatsu1.jp/activity/party/act0000074.html
この対談の後で、酒を好むご両人は”会食をした”と。「政治が大嫌い」を公言し、マルキストを自称する小出氏が、元々は「保守政治家」の小沢氏と、信頼感ある対談に応じ、然も酒を酌み交わしたかも知れない、、、僕は「喝采」です。
皆さん、どう思われますか?
②アンドレ・ジッドと日本・・・・・
僕のツイートから。
【アンガージュマン作家=A.ジッド】1951年1月ジッドは亡くなる1ヶ月ほど前『日本の知識人に答ふ~人類の危機を救ふもの』(作家:中村光夫『ジイドへの手紙』への返信)が言わば”遺言”となる。常に個の「誠実さ」を貫いた人類への最後の警告!は”右にも左にも有る《虚偽》との闘い”だった
これは、昭和」26年4月発行の雑誌『展望』「ジイド特集、に掲載されてた作家:中村光夫の「ジイドへの手紙」(1950年11月29日付)に対する返信(1951年1月2日付)『日本の知識人に答ふ~人類の危機を救ふもの~』でした。
※口語にして、最後の十数行を引用。
「・・・然しながら私は個人主義にあくまで執着し、そのなかに救いの希望を見出すのです。/実際、私は何に向って進み、何を欲しているかを正確に決めるには、相変らずひどく当惑するのですが、然し少なくとも自分が同意できぬもの、容認できぬもん、抗議するものが何であるかは、確信をもって断言できます。それは虚偽です。/そして私は我々が虚偽に窒息して死に瀕していると信じます。それが右翼から来ようと左翼から来ようと、政治的なウソであろうと、宗教上のウソであろうと、です。また私は他人に対してウソを使うが、自分自身を時にはほとんど無意識に偽ろうが、と付け加えます。/虚偽を憎悪することこそ、我々にひとつの視点を、支柱を、我々が出会い、相互の共感に達し得るはずの展望台を与えてくれると私は信じます。/私がこういうのは、恐らく詰まらぬことに見えましょう。然し私にはそれが非常に重大に思われるのです。ちょうどデカルトにとってそうであったように。私はそこに救いの可能性とそれに達する具体的な段取りの全ての見るのです。/いかなる国のいかなる制度の下にあっても、自由な人間は(たとえ彼が鎖につながれていようと)すなわち私がそうでありそうでありたいと願う人間は、あなたの共感するに値する人間は、みだりに妄信に引きずられず、彼が仔細に吟味できたもののほかは確かだとしない人間です。/懇ろに誠心をこめて」(※この約1ヶ月半後、2月19日「肺結核」にて死去。)
最後に、我が好きなシャンソン歌手:ジョルジュ・ムスタキも5月23日亡くなりました。(81歳)・・・
僕のツイートから。
◆哀悼!ムスタキよ【我が孤独】http://www.youtube.com/watch?v=6eRKeAHYoAU …/【異国の人】歌物語⇒http://blogs.yahoo.co.jp/alfonsinayelmal/9164846.html …/『NPA』の追悼文=永続革命の輝きを唄った、稀なフランスの歌【名も付けられず】闘うシャンソン⇒http://blog.livedoor.jp/aara/archives/51842748.html …