「ナチスのように静かに憲法改正をやればよい」
麻生太郎の妄言を非難するのはたやすい
麻生の非常識はそこにはない
ナチスはワイマール憲法を改定してはいない
1933年の「全権委任法」によってすべての法体制を握ったのだ
麻生太郎のような人物が一国の内閣の副総理であること
石破幹事長は、改憲後国防軍をしいたら、不服従のものは審判所に送る
そうテレビで発言した
審判所という名の軍報会議にかけて死刑に処すという
彼らを統括する総裁=総理がふるっている
集まってTPP反対の集会を開催している隣の民衆をみて
「左翼のブタども」と放言した
それが日本国内閣のトップ安倍晋三総理
このような経緯は
私をはっと気付かせる
民主党政権を奪取した自公政権成立
2012年12月の衆院選は
いわば「合法的なクーデター」だったのだ
「合法・クー」を実現した安倍自公政権は
正体がそのまま現れただけ
失言でも放言でもなく
まさに2012年合法・クーの素顔なのだ
そのかげで
きょうもひとりの老人が死んでゆく
きょうもひとりのサラリーマンが自殺していく
きょうもひとりの若者が斃れていく
それを防ぐものはあり得るのか
もしあるならば・・・・
何年も積みあげてきたクーデターの歴史と
同じくらいの歳月のレジスタンスのつみあげしかない
抵抗こそ人間のゆえんを証す唯一の手立てであるだろう