【櫻井さんの美智子皇后への思い入れについて一言。
「暇つぶしの知恵の輪ゲーム」は、さざ波に現実の各国政治経済、共産党の方向と無関係に多方面の投稿することではないことを、確認しましょう。】
いやあ、こう言われるとまいったまいったと頭を抱えたくなります。しかし、まあさざ波通信で、「えんえん」投稿している私の文章が、このように思われているのは、意外と最も典型的な印象なのかも知れません。
私はさざ波通信が、日本共産党の誤謬について建設的な提案を出し合い、よりまともにしていく掲示板であることは、実はわきまえています。党員欄にご遺族が投稿した鵜崎義永氏の遺稿『日本共産党中央委員会への意見書1~8』は、自分で印刷・簡易製本してじっくりと読んでいます。
至らぬ点をいろいろとご指摘していただくということは、腹は立ちますが、自分の実像を踏まえる点でありがたいことでしょう。批判は、自分の視界を超越して、新たな認識を獲得するためにも有益です。
さて、いろいろなことを考えて、もう投稿をやめるべきかとも考えました。
(私は)暇つぶしの知恵の輪ゲームをしている、という腹立たしいご指摘に、私は私の実際を示すことでしか対峙できないことに思い当たりました。
来年2014年1月20日に、同時代社から発売・いりす発行元で『座標―吉野源三郎・芝田進午・鈴木正』を出すことになりました。私に批判的な人にこそぜひ読んでいただきたいです。
「『座標』目次」を記します。
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序章 歴史的現代と古在由重
第一章 私たちはどう生きるか―吉野源三郎
第一節 吉野源三郎との邂逅
第二節 継承者としての緑川亨と安江良介
第三節 『追悼集 安江良介 その人と思想』を読む
第二章 人類生存の思想―芝田進午
第一節 たぐいまれな実践的知識人芝田進午
第二節 現代に対峙する〈芝田学〉のトルソ
第三節 予研=感染研裁判闘争と「人類生存の思想」
第四節 「人類生存の哲学」の礎
第三章 自立的精神への探求―鈴木 正
第一節 自由と抵抗の思想家たち
第二節 日本近代思想の水脈
第三節 自主性と独立心の思想史学
終章 国民統一戦線への展望
あとがき
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以上の構成を記すと、ほぼどんなことについて私の関心があるのか、おおよその推測がつくでしょう。私を批判したい人もなにを私が問題としているかを危ぶむひとも、ぜひ読んでいただけたらとお願いします。発行部数は多くはないけれど、書店に流通するので、店頭に出たらぜひ目を通してほしい。1月20日をどんどん過ぎても書店になかったら、発行元の「いりす」に連絡して下さい。
「いりす」
電話 03(5684)3808
FAX03(5684)3809
です。
読み終えたら、どうぞ私を全面的に批判していただきたいです。そのことが、私が日本共産党をどう考え、今後にどう考えるべきかの展望となるでしょうから。
本体価格2000円です。4月を過ぎると、消費税増税で税価格分上昇します。