こんどの解散総選挙にあたって、共産党はまたも全選挙区に候補者を擁立する方針であることを志位委員長が表明している。しかし、このような草々の表明は野党との統一構想を早々と否定し、現政権に対しては野党票の分断につながるもととして歓迎されている。はたして、共産党は総選挙をアンケート調査と同じようなもととみているのか?
総選挙は現実政治を動かすおおきな機会である。なによりもその結果がもとめられるのだ。しかし、共産党の政策は野党共闘を否定し、結果的には自公政権を利することに貢献していると言わざるを得ない。そして、当選の当てもない候補をかりだし、敗北してはその責任は幹部の誰一人とろうとしない。
志位委員長に聞く、こんどの総選挙の小選挙区ではたして何人当選する見通があるのかを。そして、小選挙区での勝敗ラインをどのていどの議席確保においているのかを。まあ、志位委員長はこの質問には答えないでしょうね。国会答弁での安部首相の答弁よろしく、はぐらかして答えるだけでしょう。
志位委員長、選挙はアンケート調査ではないんですよ、あくまでも現実政治を動かすおおきな機会ですなんです。早急に、ほかの野党、特に生活の党や社民党、などとの候補者調整にとりくんでください。そして選挙に負けたら責任を取って辞任してください。こんなこと、ほかの党でもあたりまえですよ!