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アカハタ22日号――ISIS国人質に関して、

2015/1/26 町の灯

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 アカハタときどき読者ですが、人質問題に関して「これは共産党が安倍政権とおんなじことを言ってるな」と感じたので提言します。

「ISISの非人道的蛮行」「国際的包囲網で」「テロの目を摘む」「根絶」「人的資源、収入減を断つ国際的協力」を。
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 という主張が日曜版も含め乱舞していた。それでいいのか。

 イラク戦争以降、イスラム人民への迫害、虐待は、アメリカ本国を含め、欧州諸国で吹き荒れていたのではないだろうか?移民排斥、失業者群として時には放火され、あるいは、習慣であるスカーフ・宗教を馬鹿にされてきたのではないか?中東では、石油メジャーやら国王一族から資源、賃金を収奪搾取され、米欧の傀儡政権によって社会の底辺に押し込められてきたのではないか?

 確かにISISは人質・しかも殺害ではない方法を選択すべきだ。しかし2000回も空爆され、軍事力の差は歴然とする中でどうしたらいいのか。我慢しろというのか?
 2億ドルを「イスラム国と闘う難民(?)支援」にやれる財政があるなら、シオニスト連携ではなく、ガザやパレスチナの難民や後藤さん救援に即座に出したらいい、と安倍政権に進言すべきではないか?

 しかも宗教的対立は経済的問題でもある。歴史をたどれば、帝国主義と植民地時代からの積もり積もった問題ではないのか?共産党であれば、こうしたことを振り返って、権力に対する人民の立場から、イスラムの問題をつかむのが当然ではないか? と思った。「国際的包囲網」を安倍や米欧の国家権力に依存しろとでもいうのだろうか?
 党員やシンパの皆さん、どう考えます?