コンニチワ 私の投稿をお読みいただきありがとうございます。
当方、前回投稿より家を留守に、今、貴方様よりの投稿を知り返信を書いている次第です。貴方の投稿文3月1日、8日を拝見して返信します。
私の投稿文「もう少し短く」とのこと、そうですネ。何せ週末に書いているもので見直す時間もさっぱりなく誤字脱字だらけ、、、でも、せっかく読んで下さる方がおられます、反省し改善したいと思います。
◇「さざ波通信」への私の投稿について
私が当「通信」に投稿している理由は、何と言っても「通信」HPにある「既刊号一覧」で展開されている内容に実践的な理論価値を認めるからです。特に、党綱領全面改定批判論文は秀逸、歴史的価値があると思います。
私は自由な時間がとれるようになった5年ほど前に当「通信」を知りましたが、その頃はすでに「通信」編集者も当然のように論評は止め、また、変質して社会主義政党としての存在意義を喪失した『日本共産党』に多くの人々が愛想をつかした結果でしょうか党への関心が薄らぎ投稿者が激減していたようです。しかし、、、
資本主義は腐敗し続けますから、それを打開するための社会主義運動は決した無くなることはありません。私は「既刊号一覧」が、社会主義運動の発展を求める多くの人々が見るべきだとの思いから当「通信」が継続されることを願い投稿をはじめた次第です。
現在の『日本共産党』は変質し、1922年党創立以来積み重ねてきた革命闘争の歴史と路線を2000年前後して放り投げその党名を辱め、日本の社会主義運動を挫折させる有害な役割を演じている、それを告発するためのものです。 腐朽しきった資本主義社会を廃止するための社会主義運動は、自然と人間社会を理性ある管理社会の管轄化におくための現代社会における根本的事業です。その闘争を変質させ「党名」を辱める現在の『日本共産党』指導部とその路線を糾弾することは当然のことだと思っています。
以上のことから、私の投稿はもっぱら党員向けであり、討論する場合は基本として党員(元党員)の方に限っていて、「党員用討論欄」で行うことにしています。ご了承下さい。運動主体の側の『討論』です。
尚、誤解無きよう申し添えますが「一般用討論欄」を軽視しているわけでは決してありません。『共産党』の言動が真実であり有益かどうか、多方面から評価されるに越したことはありませんから。
◆問題は“解釈”ではなく、“変革”すること――変革の立場が大事
貴方のコメントに、次のようなものがありましたが、、、
≫志位も不破も・・・「有名税」を払っているからいいのではないか
≫日本共産党に投票・・・勝ち目のない少数派の存在は実は政権党にとって「ガス抜き として心地よい側面が!
以上のコメントは、それぞれある角度からの“解釈”です。が、以上のように二つを並べると、何かおかしくなってしまいます。お気づきでしょうか?
意地悪のようですが、そのコメントを繋ぎ合わせると次のようにもなってしまう。
≫「有名税」を払っている・・存在は実は政権党にとって・・心地よい
貴方は不本意でしょうが、以上のように二つのコメを総合すると“志位も不破も・・政権党にとって心地よい”存在、だが、彼らは「『有名税』を払っているからいいのではないか」と言っていることにもなります。
しかし、政治“変革”の立場からすれば、そのような馬鹿げた党首たちであれば即刻すげ替えるのがスジであり、道理もない。企業であれば、トップが役立たずでは倒産にもつながる、社員がそんな経営責任者を庇うほど馬鹿げた話はありませんよね。
今日、日本独占資本は史上最高利益を挙げ――史上最高の搾取・収奪に成功――青年たちから職を奪い・生活基盤を揺るがし、巨額に国家財政赤字を生みだし、原発放射能を拡散させ、日米軍事同盟国家体制づくりの政治支配を行っている。知性の欠片もない野蛮人による政治の横行です。
そのような政治支配(システム)は、一日も早く“打破し変革”すべきでしょう。
それなのに、ガス抜き政治家・政党党首で「いいのではないか」では何事かいわんやと言うことになりましょう。
「各人の発展が万人の自由な発展の条件である連合体」(マルクス、エンゲルス「共産党宣言」より)
人間が人間を支配する野蛮な階級社会を廃止し「万人の自由な発展の・・連合体」を実現する、その社会の発展は私たちの階級闘争によってもたらされます。その社会主義運動は現代政治の根本問題です。そしてその事業も優れたリーダー・指導者たちの存在なくして決して成功しません。共産党とその指導部の在り方の問題についてはそのように捉えるのが闘争主体の側に立つ者の見方でなければなりません。
しかし、党外の方の場合は必ずしもそうではないかも知れません。現実、政党政治への“消去法”による“よりまし論”があるからですネ。
肝心なことは、“よりまし”ではなく“本物”こそが必要だと言うことです。例えば、あの東電福島第一原発爆発の惨事を前に“よりまし”政治は許されると思いますか? 私は決して許せません。悪政により貧困にあえぐ人々にとって必要なものは“変革”です。
◆「大衆的前衛党」について―――貴方の事実誤認
≫大衆的前衛党路線で、数を求めるようになって著しく党員の質が低下!
貴方の「・・真の党史・・」3/1にある上記のコメントは、事実誤認のようです。
次の文書をみて下さい。
「アメリカ帝国主義と日本独占資本の支配に反対するこの民族民主統一戦線は、――(中略)――民族民主統一戦線の発展において、決定的に重要な条件は、わが党を拡大強化し、その政治的指導力をつよめ、強大な大衆的前衛党を建設することである。」(1961/7/27「第8回党大会」決定・日本共産党綱領より)
これは、党が4年間の討論を経て決定した『61年党綱領』の記述です。
以上のように、貴方の言う『大衆的前衛党路線』は、戦後の日本共産党が確定した党綱領の最初からの基本『路線』そのものです。「1980年前後」からの路線ではありません。
それから、次のコメントも少し違います。貴方の何かの誤解です。
≫入りたくても入れなかった前衛党
≫党員候補の期間
私は1960年代半ば第9回党大会決定の時代の入党ですが、入党に当たっては入党申込書にあるメモ欄ほどの空欄に「入党の決意」を書いて署名し、正党員2名の推薦人署名をもって申込み、それが細胞会議(支部会議)で承認されれば地区委員会が承認決済して候補党員(後に準党員)となり、以後、党費納入、会議出席、一定の活動参加に特に問題がなければ半年・1年で正党員になれました。そこには上記で貴方の言うような「入りたくても入れなかった前衛党」という雰囲気も障害物も何もありませんでした。それで実際、私は入党以後、事情で党活動を中断せざるを得なくなった20年程前までに30人近く党員に推薦しました。
大衆的前衛党は、多数者革命路線から導かれた組織路線です。そこには「入りたくても入れなかった」事実は存在しません。それどころか、党は人民のものであり、日本の独立と生活向上を望み活動する者なら誰でも入れたのは当然です。
なぜなら、日本革命の推進力は「民族民主統一戦線」であり、それをつくり出す先頭に立つのが党の役割、つまり党員と党組織の活動のそれが主要任務であり、それを実現するには「少数精鋭」型組織ではかなうことは出来ません。“大衆的”“前衛党”が必要なのです。
悪辣巧妙な国家の支配者たちのたくらみを見抜き打ち負かす政策方針活動と全国あらゆる生産と生活の場で人々の利益を守ることに注意して活動する党員の連携によって、そして共同する政党党派と人々によって「民族民主統一戦線」をつくり出して「二つの敵」の支配を打破していく。『61年綱領』ではその統一戦線の土台を次の通り表しています。9つの階級的基礎です。
「労働者、農魚民、勤労市民、知識人、女性、青年、学生、中小企業家など、平和と祖国を愛し民主主義を守るすべての人々を結集するものである。」(改定前・日本共産党綱領)
以上の綱領路線によって「大衆的前衛党」が打ち出されていたのです。
私のペンネームの「クマさん」は、そんな党の在り方を読みこんでつけたものです。熊は3つまでは数えられるそうですがそれ以上は無理だとか、、、怒ると怖いがのそのそ愛嬌あるクマさん。多くは出来ないがノソノソ動くクマもいていいのだ、パンダさんもヤギさんもいていい、、、多くは出来ないがやる、半年か一年に一人くらいは「赤旗」読者の仲間を増やす、十年やれば十人~二十人、百人の党員がのそのそとでもそれをやれば何千人の仲間を増やすことになるのだ。しかし、それを可能にするのは、ノソノソ動いてそれで良しとする正確な政策方針が前程が必須なのであるが。
だから、以上の党綱領路線を葬った『不破綱領』志位共産党では、全国の党組織全体がもう壊れてきている。
と、またまた長くなってしまったようです。
民青同盟のことについても書こうかと思いましたが、この辺で止めます。
貴方が党員(元党員)であれば、『党員用』でお会いしましょう。