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統一戦線作りへの大胆な踏み込みの無さが招いた府知事選挙の敗北

2000/2/7 ヒゲ-戸田、40代、門真市議

 共産党の総括は大体予想がつきます。「100万票以上も取った前進」「謀略ビラの反共攻撃、あの200万枚がなければ・・・」・・・
★私はこう思う。「ノックを劇的に引きずり降ろしたのに、前回4月に10万票しか上乗せできなかったのは敗北」、「議会主義のあなた方は選挙のプロなんやから、反共攻撃も謀略ビラも読み込み済みじゃなければおかしいでぇ」。
 我が「電脳突破党」 宮崎総裁のコメント抜粋を以下に紹介し、その後に門真市での私の体験を紹介します。共産党党員のみなさんのご参考になれば幸いです。
 =====宮崎学総裁コメント(抜粋)=========== 今朝共産党の幹部国会議員から「全力を尽くしたのだが申し訳ない」と電話が入ったので、ワシはこう答えておいた。

 勝つための選挙と、善戦するための選挙。共産党はどちらを考えてやったのか。勝つための不充分さをどれだけ排除するのかと言う考え方を、何故持ち得なかったのか。理解に苦しむ。・・(中略)
 ワシはこの差は簡単に逆転できた数字であると判断する。第4コーナーからの仕掛けで勝てた数字や。第3コーナーで差をつけられて来てから、ワシが勝つための方策はさずけてやったはずである。それを出来なかった共産党のなんともいえない古い体質(セクト主義)をいかに脱却するかが今後の課題となるであろう。
  ・・・(中略)・・・
 時代は明らかに統一戦線を必要としている。なんせ敵が古いシステムのベタベタ野合戦線なんやから、んなことは子供でもわかる。共産党もまたこういう人々の苦い思いを「リサイクル」して、信頼を多少なりとも回復しなければならないのである。
 だからこそ、統一へむけて、謙虚なフリをしてでも、勝つことがもとめられていた選挙であった。今回、全国のこのような人々をまたしても失望させた共産党は、ただちに次の衆議院選挙に向けての統一戦線作りづくりにはいるべきである。「一生懸命やりました」「負けたとはおもわない」とか京都府警みたいなこというとるんでは困るんや。

 自らの意見を控えてでもいかに耐えて、統一を形成していくか、という考え方をもたない限り統一戦線はできない。
 そのことをもう一度、共産党の指導者諸氏は認識すべきである。

  ========門真市での体験==========
 早い時期から門真の共産党側に、「あじさか支援するからポスターでもカンバンでも事務所に出すし、ビラでも持ってきてや」と言っていたし、HPでも公言し、明るい会事務所や共産党中央委・大阪参議院議員団事務所にも支援表明メールを送っていたが、共産党側・あじさか陣営からはとうとう一度も声がかからなかった。ポスター1枚持って来ないし、演説会や街宣の誘いもなく、電話1本かかってこなかった。
 当方も超多忙だけれども、依頼があればビラまきや街宣弁士を引き受けるのはもちろん、選挙ハガキをも引き受けよう、議員にとって虎の子の支持者名簿で心配もあるが腹をくくろうか、などと思っていたのですが・・・・
 早くから支援表明している現職市議に声もかからない(「過激派議員」に目立たれたら困る、という心配も分からんではないが、使いようを考えたらいいこと)、ということは、「私には見えていないだけで、共産党には勝利の手応え充分という判断があるから、声がかからないのだろう」と思いつつ、「でも少なくとも門真では躍動感がないしなあ・・」と怪訝に思っていた次第です。
 また、だいぶ遅くでしたが、有名な市民派市議があじさか支持表明に踏み切って、「明るい会」に街宣のお手伝いを申し入れた所、もう予定者がいっぱいですから結構です、と言われ、ポスターだけもらってそれを事務所に貼り、メール・FAXなどで支持を呼びかける程度に終わったとのこと。
 「左」や「市民派」を相手にしないでも勝てる、もしくは「相手にしない方が勝てる」とご判断なさったのでしょうね。
 左右を問わず、「頼みます!!」と依頼されたら引き受けようと思っている人士は多いと思いますよ。衆院選対応も含めてみなさんいかがお考えでしょうか?
 (今の様子では、独自に考え独自に動ける人士が近づこうとしても、共産党の側で遠ざかっていきそうでありますが・・)

 最後に、2回演説を聞いた候補者についての感想ですが、身振り手振りは一応サマになっていて、「大学の先生が必死に頑張っている」というケナゲさは伝わって来ましたが、どうも人間的な迫力が伝わってこない、笑いを生み出しつつ心を揺さぶるネタと話術がない、ケンカしたら弱そう、という印象でした。
 (東大出インテリの不破さんも好みじゃない)戸田の個人的好みに合わないだけ、と言われればそれまでですが・・・
http://www1.odn.ne.jp/~cah27920/でも感想が寄せられてくるでしょう。