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自民党は凋落傾向、民主もいまひとつはっきりしないので、チャンスなのですが。

2000/3/13 匿名2号、20代、自由業

 こんにちは。

 わたしは、共産党支持者ではありませんが、(どちらかというと、旧日本新党やさきがけ、民主党を支持してきた)、今はかなり共産党にとってチャンスだと愚考いたします。
 自民党は、結局、規制緩和などの「改革」を進めましたが、それは自分の基盤を掘り崩す結果となります。
 もともと、大企業、官僚と、中小企業や農家の二本立ての支持基盤を持っているのですが、規制緩和は、後者から前者へ利益を重点化する作用を持っているので、後者の部分が崩れているのでしょう。
 しかし、改革といっても、所詮は、本当に必要な裁量行政や中央集権的財政システムの打破などには、及び腰ですから(それをやると、官僚や一部の大企業、銀行の利益を損ねてしまう!)、新たな支持層を取り込むことはできません。
 私としては、規制緩和も、国から、一部の業界に好き放題やらせるような形で癒着して行なうようなものであってはならないと考えます。(それは95年くらいから変わっていない)。
 もちろん、自由放任にすれば、なにもかもうまく行くというのは言語同断であります。
 かといって、官僚的裁量行政も時代遅れで弊害が多すぎる。
 そういう意味で、国から、地方や市民に、街作りなどの権限を委譲するというのが、望ましいあり方だと考えます。アメリカでも大店法はないですが、地域レベルの自主性が尊重されています。
 望ましい方向での「改革」ができそうなのは。。と探してみると。今の民主党が近そうですが、どうもはっきりしません。
 そうすると、日本共産党にも政権へのチャンスはあると思います。
 しかし、どうも正直言って、たとえば、民主党や自民党のように、形だけでも堂々と党首選挙をやったという話も聞きませんし。。無論、あちこちに出ている、幹部の方のお話も読んだりしてますが、それでも党内民主主義が弱いところに政権を任せるのは、いかがなものか、と考えてしまいます。
 どんどん、街が廃れていく一方、無秩序な開発が進む現状などには強く危機感を覚えますが。。そういう意味では共産党の主張は結構と思いますが。。