「ですます調」についての記事がありましたので読ませてもらいました。やはりおかしいでしょうか。自分は、赤旗の読者でなく図書館とかで読んだり、ホームページで読んだり、大きなイベント(例えば、選挙や党大会)で目にする程度ですが新鮮でいいです。あのくさい「ですます調」がです。厳密に言うと、赤旗の全ページが「ですます調」でなく、スポーツ欄などはちがうようです。でもこの赤旗は、総じていい新聞だと思いますし、駅で売ってもいいと思う新聞です。
組織論についてですが、民主集中制は残すべきです。ただし、無条件に認めるわけではありません。自民党や民主党のようになることは望みません。統一性は、残すべき宝でしょう。ただ、党の幹部や、中央委員を直接投票で選んだり、非党員でも実力のある人は、どんどん国会や地方議会に送ってもいいと思います。現にドイツの民主社会党(PDS)はこの点で成功しました。本当の意味の大衆的前衛党になるつもりなら、このくらいのゆとりは必要です。ここでいう実力とは、政策能力や演説、ディベートの能力、理論などの面とクリーンさです。間違えでも、多くの芸能人やスポ-ツ選手ではありません。特に今度の大阪の知事や東京の知事は、予備選とかを党内で行なっても良かったのではないかと思いました。埼玉の知事選が今年ありますが(わたしは、埼玉県民である)、いい候補者を決めて勝つためには、ぜひ柔軟性のある候補者選びを期待します。
民主集中制については、建前を本当の意味で実現できることが必要だと思います。決まるまでの討論を幹部の気兼ねなくできるようにならなくてはいけないと思います。それに、あまりにも党員として果たさなくてはいけない義務が多いと思います。党に入りたいとか、関心がある人でも入れない人が多いように思えるのです。例えば、仕事とか育児とか、自分の趣味や生活を犠牲にしてまで入りたくないとか、プライバシーが侵害されるのではないかと思ったりする人が多いと思うのです。私自身そういう気持ちになります。党員の義務を軽くして多くの人が入りやすくする組織に変えていくことが必要だと思います。始めは,友達が欲しいとか恋人が欲しいとかある意味では不純な動機であってもいいと思います。最小限の義務と学習(党の綱領や大会の決議を読むとか、時事問題についての講義をするとかです)でよいと思います。私なりに例をあげたいと思います。赤旗の購読をする、選挙などの党活動でできる範囲内での活動のみをしてもいい、という具合にすればいいと思います。特に若者の党員を増やすためには、束縛を嫌う若者に合う組織になってほしいです。今かなりこの点で共産党は苦戦していますが、ぜひ乗り越えて欲しいです。