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君が代法制化は共産党にも責任ありますね。野中が言っていたでしょう。共産党員にも元号使ったり天皇に敬語使ったり。天皇強化の心情は多々考えられます。アイヌ、イヌイット、アボリジニが人間を意味しているように中国、ユダヤ民族だけでなく、太古の民族派他民族を夷荻と考えている。拡大自我として尊敬されるべき日本に所属しているだけで自己にアイデンティテイを持とうとする者がいる。体育会的に規則通り、集団で自我を抑えることに快感を覚える者もいる。さらに中小企業の親方、官僚などの中には天皇の権威が高まり公を強調し個の義務を強調することで、管理と統制を強め自分たちの権威も上げようとする者もいる。
伊藤博文は、天皇をキリスト教の変わりにしようとしたが、一神教の神は、観念として存在するのみに反し天皇一味は通常反動派の精神的重心として存在する。日本で生まれて、すぐアメリカに養子に出されアメリカ教育を受けたとして天皇主義者に育つことはない。押しつけ教育か、天皇制にオカルト的呪力を信じ思い込むことなしに天皇を崇拝することはない。
田中某が天皇にカリスマがあるように言うがとんでもない。マックスウェーパーを持ち出すまでもなく、カリスマと伝統とは相反する性格を持つ。天皇が血縁擬制序列的伝統であることは言うまでもない。実戦を経ない天皇にチンギスハーンやナポレオンのような武カリスマが備わるわけもないだろう。
だから、シャーマン右翼（皇道派、新右翼、神道右翼、念写等を唱えた福来一派の後継者オカルト右翼など）以外の天皇主義者は血縁擬制序列序列を文化擬制序列に読み替えさせる。天皇が神の子孫である大和民族の宗家だという主張を日本文化の体現者と読み替えさせる。
しかし、和歌の大家である天皇など一握り。能、狂言は武家が保護し歌舞伎も自生的とあっては思い込みと思いこませがすべて。バルトは日本はみせかけの帝国だと言った。だから見栄や恥に満ち、利権と集団拝祈行政依存、長いものに巻かれろという流される似非個人主義がある。
血盟団首領井上日昭は、睡眠を削る読経の後オウムのように紫の光の幻覚を見て全てを知った気になり、殺人等何をしてもいい気になった。現在の脱魂型シャーマニズム新々宗教の族生と、トランスパーソナリテイなるシャーマニズム礼賛。ユング、占い盛況など満たされない自己を天皇を中心とする公で替わりに満たそうという鬱屈した心情が蓄積されているように思える。