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日本共産党は社民党と連携しながら天下構想を着実に地方から実現せよ

2000/6/25 地域経済分科会、20代、サラリーマン(連合組合員)

 こんばんは。

 みなさまのいろいろなご意見を読んで見ました。
 今回の選挙は自民はなんとか政権を維持し、 民主は躍進するが天下を取れそうもない。 日本共産党は少し厳しい結果となりそうです。
 しかし、ここであきらめてはいけません。
 徹底して地方レベルでも国レベルでも 自公保の悪政を批判し、21世紀に必要とされる 新しい施策、大会社への民主的規制、競争・対立から 連帯・協争型社会への経済構造改革。
 これらが出きるのは見まわせば、日本共産党と、 社民党だけです。
 社民党は与党に入った前科はありますが、 いまや、唯一日本共産党の盟友になれる党 でしょう。新社会党もありますがちと弱すぎます。
 今後、地方選挙などではなるべく社民党との 連携を探って行く。そして自民党政治を地方から 打破して行きます。
 日本共産党単独での難しさは今回の選挙や、 大阪府知事選挙での敗北で明らかになりました。 やはりとてもじゃないが、自公保に単独で立ち向かうのは 無茶です。
 かといって民主党と組めば、今度は自民と組んだ社会党の 道を歩みます。
 ここは、社民党や新社会党との連携をしつつ、筋を 通して(たとえ目先の選挙で多少後退しても)、天下構想を 訴えつづける。多国籍企業の規制など早く強調しておかないと ファシストに御株を奪われる危険があります。
 民主党では今の社会矛盾は解決できないのは明らかです。 多少は自民よりましかも知れませんが。それを 国民が悟ったとき、日本共産党(及び社民党)が 期待に応えられるような政党であると思われていれば 政権も夢ではない。
 日本共産党はちと、天下を取るための譲歩に動きすぎた観も あります。
 このために今回、自由党や社民党、民主党に「革新票」をさらわれた と愚考致します。
 こういうことがないよう、徹底して行きましょう。民主党の 批判は恐れず正面から人権、環境は経済の上に来る ということをはっきりさせるべきです。
 経済回復はもちろん大事です。しかし、むしろ GDPを回復させる事より、生活を豊かにする事に 主眼を置くべきです。そこのところがちとあいまいです。 自公保ではGDPは回復しても、生活は豊かにならない。 その辺を実証する』研究なんかも野党はやっていく 必要があると思います。
 そしてそれをうまく国民にアピールし、参議院選挙、 すぐ後にも予想される総選挙での大勝利に結び付けましょう。
 最後に日本共産党を始め野党の党首に次ぎの言葉を 贈りたい。
 「政党・政治家は天下を取るために存在するのではない。 あくまでその持っている天下構想を実現して国民に 貢献するためにある。天下を取る事に執心するのなら それは国民への裏切りである」
 天下構想を選ぶのは国民です。天下を取るために 天下構想をころころ変えられたのではたまったものではありません。 状況変化に応じた対応は必要ですが。