投稿の注意のところで「職場からのメールは……」とありますが、投稿フォームは大丈夫なのかしら、と思いました。いずれにしてもいまや日本は盗聴国家なので、警察がその気になれば誰が何を言ったかばればれですが。昔ソ連の日本大使館では会話は全部聞かれているものとして行動せよと言われたそうですが、今やそれよりひどいですね。本来こんなことはHPへの掲載を希望すべきではないのでしょうが、電子メールで返事をもらうのもまた危険なので、おじゃまでしょうかレス付きで掲載いただければ、返事を見ることができます。
と、これだけではあまりにまじめな討論をしている方に失礼なので、一つだけ内容を書きます。
よくここで共産党の体質や党員の方のメンタリティのことが話題になってますね。詳しく書きませんが、僕も問題があると思います。地方では本当にまじめないい方が柔軟に(党がどうこうではなく自分はこう思うという形で対話して)活動しておられる姿を見かけるのですが、大きい組織に行くとそういうわけには行かないのだと思います。しかし、その原因を共産党の組織だけに求めることには無理があると思います。いわば国中がんじがらめに縛られている中で少し前向きにものを考えようとする人がおおきな集団を作ったときに出てくる一般傾向ではないかと思います。たとえば、委員長公選制とかを県単位以上ではやろうという風に考えますね。いったいどこで投票できると思われますか、県委員会なんかでやったら公安が全部観察します。(全員の氏名が特定できなくても何人投票しに来たかということだけでも、大変有力な諜報なのですよ)。郵送すれば地域中にあの家は共産党だってばれちゃいますよ。結局小さな支部、分会(というのかしらん)から階層的に代表を選出していくのが安全ていうことになってしまうでしょう。
選挙の時に応援する人がみんな同じことを言うというのもそうです。みなさん中学校までに選挙運動の訓練を受けましたか。もちろん本物じゃなくて生徒会長の選挙でもいいんですが、できれば互いに政党を作っての模擬授業がいいですね。日本では社会科の先生はこんなこと怖くてできません。(僕は小学校の生徒会長選挙戦で友人を応援して「遊説」をしたら「あの陣営は汚い」ていわれましたよ。もちろん反論したし、結局友人が当選しましたけどね。子供は親の鏡ですから、日本人の選挙に対する意識ってこんなもんです)。でも、議会で活動する政党の党員となれば、選挙というのは一番重要なイベントです、苦手な人でも苦手な人なりにやるしかないじゃないですか。
結局まず日本社会を変えないことには日本の共産党も変わり様がないのではないですか。公安調査庁を解体して警察を民主化するとか、教育現場に対する文部省の介入権限をなくすこと、設置者である市町村や県の教育委員会を民主的に選出、監視できるシステムにする。こういう当たり前のことを先にやらないで共産党をどうこういっても限界があります。僕の理解では、構造的諸改革というのは、こういう、当たり前の改革なんだが、支配層がそれをやらないから「構造的」に、つまり特定階級を支持基盤として意識的に集まった人によってになわれざるを得ない連続した改革だとされていたと思います。(日本では誤解されています)。最近の共産党は一番大事な構造的問題を、社会の民主化より、自殺者が続出するという恐るべき経済危機の脱出に求めているようです。この戦略が正しいかどうかは議論のあるところでしょう。もしそんなことより大事なことがあるのにそれを受け入れないというメンタリティや官僚制の弊害が大きいと考えるなら、非党員の方は独自に警察や教育の民主化に努力しましょう。党員の方は経済危機だけでなく警察不祥事や教育問題にもっと積極的に取り組も……(以下、文字化け)
盗聴の可能性があると言われればそれまでなのですが、管理者に筒抜けである職場のメールに比べれば投稿フォームでの投稿の方が安全です。また、最後の部分が文字化けしていますので、その部分の再送信をお願いします。受け取りしだい、続きをアップします。(編集部K・S)