共産党をこれまで支持して来た人とか、多分、投票だけはするといった人も党が天皇制に反対していることは100%理解していると思いますね。おことばを聞くか聞かないか、認証式に出るかでないか(いつのことやら)なんて、どうでもいいことと思いますが。この件で熱心に議論している方のいいたいことはよく理解できないです。
天皇制廃止の問題が現在の政治の大きな論点になっているとは到底思えないです。「神の国」発言でも、うんそのとおり、そうあるべし、とかいっている人が多いなら問題でしょうが、普通の人は何言ってんでしょ、しっかりしてよ、くらいの反応で、だから廃止とかまで行く人はいないでしょう。テレビで不破さんとか志位さんが言っている程度、将来の課題です、くらいのところで十分じゃないですか? たしかにそれが保守反動に利用されているからといっても、実態的に政治権力の行使にほとんど影響力を持ってないという背景があるからではないでしょうか?
この状況のなかでこの件に力を注ぐ必要はないように思えてなりません。もっとも天皇制の弊害に経験はもちろん、聞いたこともない世代がふえてきているでしょうから、党内とかではしっかりやる必要があると思いますが。
それより、財政とかの政策はかなり出ているのでいいと思いますが、少年法とかのやや突発的ではあるが国民が関心を持っていそうなところについてはっきり政策を出すべきでしょうね。選挙権との関連ではなくそれ自体として。防衛問題も平和外交第一は当然として、移行期にどうするかももっとはっきりしてはどうでしょう。個人的には自衛隊を使う、で問題ないと思ってますけど。沖縄、基地、ガイドライン法がある限り安保破棄は必須ですが。
あとは、たとえば財政、税制の収支両面でのシミユレーションとか(雇用とか農業も含めて)で政策に説得性を強化してほしいと思います。
散漫になりましたが、たいしてリソースもない訳なので、集中して攻めることが必要と思う、という趣旨です。