日本共産党は、福祉予算増加を提唱しつづけてきた。提唱するだけなら簡単なように思えるが、その他にも、日本共産党を支援する団体は長年の間、その提唱に足並みをそろえて、医療の充実を図ってきた。
例えば、兵庫県尼崎市にある医療生協がそうである。到底病院の利益が見込めそうに無い土地に診療所建設を進めてきた。病院の利益などよりも、たとえ少数でもそこに住んでいる人の健康を守らなければならないという考えからであろう。そのおかげで、都市空洞化した土地に住まわっている老人や体の不自由な人々は、十分な医療を受けれるようになっていった。
現在の与党はどうであろうか?選挙戦時にはあれやこれやと国民に甘い事を言い、その実活動ときたら公約とは違う事ばかりをしてきた。国民の福祉を・・・などと言いながら、巨大独占企業と密着し、そのお零れを頂戴し、それだけでは飽き足らず政党助成金を国民の血税から搾取し、その私服を肥やし、少数の弱者を切り捨ててしまうやり方で政権の座に居座ってきた。
国民は、各政党の意見だけではなくその活動内容も評価し、正当な判断を下すべきである。