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原子力政策-グリーンピースジャパンへの党の回答

2000/6/11 馬の骨、30代、労働者

 共産党批判の方向再考(2000/6/5 宿屋飯盛さん)より

党の原発に対するあいまいな態度(悪しき科学技術中立説)は知っており、綱領上も「平和利用」を否定していない

 に関する情報です。
 グリーンピースジャパンのサイトによれば、同団体が送付した「原子力問題に関する公開質問状」に対して、党は次のように回答したとのことです(抜粋)。

【依存度】
4. 原発への依存度に関して、以下のどの考え方が近いですか?
ゼロにしていくべき
 欧米では、原発への依存から脱却する方向がひろがっています。わが国の原発推進、それもプルトニウム方式に依存したエネルギー政策には、大胆な再検討のメスをいれるべきです。エネルギーの浪費構造をあらため、エネルギーの効率的利用や新エネルギーの開発、二酸化炭素の発生抑制など、国民的な英知を集め、21世紀にふさわしいエネルギー政策を確立するための真剣な努力をはらえば、原子力発電をゼロにしていく展望がひらけます。

 「展望がひらけます」という表現で原発反対の人たちと、推進側に立つ人たちの双方の支持を得ようとしているように思えます。“原子力発電ゼロを目指す”という政策は、党の方針として明示してきたのでしょうか。

 この質問状は、グリーンピースジャパンの2000年02月03日付プレスリリースで公表され、日本共産党の回答日は2月16日となっています。質問状および回答について党のサイトでは記事が見当たりませんが、党から何らかの発表はあったのでしょうか。