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「謀略ビラ批判」は「みっともないとは考えない」いう投稿がありましたが、以前それに関連した投稿した者としてもう一度、私の見解を述べておきたいと思います。
まず私は「謀略ビラ批判がみっともない」とは申しておりません。「謀略ビラが選挙の敗北の一因になった」という発言は「みっともない」と申し上げたのです。私はちゃんと冒頭に「謀略ビラを撒くこと自体は卑劣な行為であるし、テレビの番組でその事実を明らかにするのは正当な行為である」と書いてます。今ここで付け加えるなら、もしその場にその「ビラ」の「関係者」がいるなら抗議するのは当然であるし、ちゃんとした証拠があるなら法的措置をとることは更に当然でしょう。（その後共産党は法的手段に訴えたのでしょうか・・・？）
この問題でまず考えなければならないのは、このような「ビラ」が何故撒かれたかということです。その目的は主要には「党組織」および「党支持者」を動揺させることにあると思います。(それ自体卑劣です！）私はテレビで政党幹部がぶつかりあうことには重い意義があると思ってます。それはそこにその人の人間性や心の動きなどすべてが映し出されてしまうからです。私はあの時の質問を正確に覚えていませんが、やはり「敗因」を聞いたのだと思います。その時、共産党の最高幹部がその第一に「謀略ビラ」を挙げるのはどう考えてもいただけないと思います。(それもかなり興奮して）つまり、これでは「共産党の最高指揮官」が「敵」の挑発に乗ったということなのです。少なくともテレビにはそう「映る」のです。テレビというメディアの特質も知らない政党の最高幹部というのも情けなくないですか？ 私が「みっともない」と言ったのは不破、志位という最高幹部がテレビというマスメディアで「敵の挑発に乗せられた」姿を全国民にさらした失態をまず言っているのです。因みに申せば、あの時の野中幹事長のにやけた顔も違った意味でみっともないものでした。(私が指南するのも変ですがやるなら短時間に毅然として、興奮せず、国民を信頼する立場でやるべきです。）
次に、これはもっと大切なことですが、普通一般の人が何かの行為でうまくいかなかった時、その理由を問われた場合まず、「自らに不備はなかったか」と考えるのが普通であり、謙虚に自らを省みる人が世間では人徳のある人と思われるのではないでしょうか。自分のことは棚に上げておいて、他人にばかり責任を求める人を「独善的な人」と呼ぶのではないですか。テレビはその辺のことしっかり映し出してしまうんですよ。だから私は「哀れをもよおす」ほど「みっともない」と書いたのです。
長くなったのでこのくらいにしますが「ビラ」の効果については私も分かりません。ただ１００万票失ったというなら日頃からテレビやマスメディアをうまく使えば１５０万票は増やせるのではないですか。それが現代の政治戦ですよ。例えば、共産党も政党助成金もらってテレビコマーシャル作ってはどうですか。次だって「ビラ」撒かれるかもしれませんよ。そうしたらテレビ程有効な反撃手段はないでしょう。政党助成金確かに問題あるけど別に法律違反じゃあないんだから正々堂々ともらえばいいんじゃないかな。(もらわないことって逆に法律違反にならないの？ 少なくとも法律軽視では・・・、そこまで反動的な法律でしょうか）もし政党助成金だめだって言うならその点アピールして共産党が政権とって廃止すればいいことです。それからマスコミに問題があるのも、選挙期間が短いのも事実ですが、それは言っても負け惜しみになるだけです。野党が勝つためには全知全能を傾けなければならないのですよ。最初からマスコミはだめって決めつけないで有効な利用法を考えたらどうですか？ それとテレビでの「共産党差別」ほとんどないと思いますよ。(昔はありました、うちの父は発言時間を計って怒っていたものです。)かえって共産党の出演者の討論技術の未熟さを感じるのは私だけでしょうか？ 発言時間が３０秒から１分てのは現代のテンポでは当たり前ではないのかな。私はこの中に収められないことの多い共産党の出演者にいつもいらだちを覚えるのですが・・・。最後にＣＭは民放だから仕方ないでしょう。スポンサーなしでやるべきだとは思うけどそれはテレビ局に抗議してはいかがですか。