0.はじめに
こんばんは。「保守」の地域経済分科会です。ひさしぶりに日本共産党が議席を倍増する方策について愚見をのべたいと存知ます。
1.大阪府知事選挙にあった日本共産党後退の伏線
愚考致しますに、現在の日本共産党は、昔に比べ下手に政権への欲を出して「筋」がすこし揺らぎ、一方で保守層などへの親しみやすさがまだまだです。
何を申し上げたいか。
例えば2月の大阪府知事選挙。
いったんは、関西空港二期工事を容認。「共産党なら、無駄な公共事業はビシビシやめてくれるだろう」と期待していた革新層や保守の一部で環境保護を重視する人を失望させはしなかったでしょうか。
政策的に、環境や人間らしさの確保をGDPの追求の上位にもってくるということははっきり守るべきです。ここが不徹底だった。
一方でもうすこし、選挙のやり方とかで革新無党派や、保守でも環境保護とか福祉とかを重視する人たちとの共闘が不充分だった。
まあ、こういう問題点が、総選挙でさらに露呈した。あのときは、本当は勝たねばならない選挙でした。小渕内閣の人気は最低でしたから。
2.政党に入ってマジになって活動するのは現代人には向かない
自民党でも公明党でも現実問題、組織は緩んできている。これは現代人気質としては仕方が無い。
結構仲間内でクラブとかつくってボランティアとかはやることもありますが、じゃあ、政党へ入れとか言われて入る人は、少ない。束縛は嫌です。
余談ですが、わたしなども政党の平和活動には参加せず、結局地元の小学校での自主的な平和教育(千羽鶴)の取り組みや、経済界(もちろん全員自民党支持者)の有志ととうろうながしを御手伝いさせていただいたりとかはさせていただきますが。。
政党へ入れと言われては、自民でも共産でも公明でも躊躇します。民主は、体質は開放的ですが思想的に合いません。
ともかく、そういう現代人気質にあった政党のあり方を模索すべきです。
田中様のおっしゃるような開かれた党作りが大事であると愚考致します。
3.結論――親しみやすく、しかし筋は通せ
政策的には下手に妥協せず筋を通す。一方で親しみやすくする。
これで、行きましょう。
革新層及びこころある「保守層」(私のようにたとえ日の丸、君が代賛成でも)は日本共産党だけが結局大切な自然を開発から守れる、そういうことをよく熟知しております。民主党でもダメです。彼らは自民と相乗りしていますから。地方では。
ただ政権へ入るとか言われると不安になっちゃいます。
守るところは守る姿勢を強力に打ち出しましょう。
次回参議院選挙、そのあとすぐにも予想される総選挙で日本共産党が議席を倍増させるのは決して不可能ではありません。上記の事を守れるなら。