闘争売り渡しの「4党合意」をめぐって重大な局面を迎えている国労闘争で、共産党・共産党勢力がどういう対応を取っているのか、ホームページで動労千葉の中野委員長の発言があったので(抜粋を)紹介します。詳しくは、以下のHPへ。
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no/f1967sm3.htm
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・・・・・・いまひとつ、日本共産党・革同の上村グループがこの急先鋒(せんぽう)です。ただ、全労連も真っ二つです。共産党も「四党合意」をめぐって見解をいまだ出していない。だけど、国労内の共産党は最強硬派です。
全労連だけでなくて、あらゆる戦線で、国労の態度をめぐってどういう立場をとるのかで分岐が起きている。そのくらい国労の存在、去就が重大な意味を持っていることを、特に国労の組合員は認識しなければならない。そういうことが分からない幹部を吹っ飛ばさなければダメだ。そうじゃないと国労は前進しないですよ。
七月一日以降、「演壇占拠」を「暴力行為」とするキャンペーンが国労の中で出ています。中央執行委員会の声明やエリアの機関がさかんに言っている。自分たちの組合員に「暴徒」という言葉を吐いている。・・・・・・・・・・・・・・・・
国労の中央本部の権力を握っている者たちは、闘争団の三分の二以上も反対しているのを承知しながら大会を強行して、それに反対したら、これを「暴力」だと言う。
彼らは機動隊まで導入して会場に入ろうとした。それで組合員がパクられている。そういうことをやって、闘争団が演壇に殺到したことを「暴力行為」なんて言う権利がどこにあるんだ。
「だけどやっぱり暴力はまずいよ」と言う客観主義者がいる。「本部も悪いけど、あの暴力も悪い」と。そんな言い方はない。どっちかに立つしかないんです。本部が悪いからこういうことが起こったんです。
私は、「演壇占拠」は、全体の行動の総和だから、これは正義であると断々固として宣言することが必要だと思います。臨大強行こそ、巨大な暴力である。これを弾劾しなければならない。
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やっぱり闘争団売り渡しの国労内の革同派(=共産党)、社民党が汚れ役やってくれているので大助かり? しかし国労以外の共産党系は見解が分かれているようなのがせめてもの救い。 赤旗ですっきりしたことが書けないのはこのせいだったんですね。
☆共産党員・支持者のみなさん!「4党合意」を持って回った社民党を批判して方針転換させることはもちろん必要ですが、共産党・全労連も「4党合意」(=闘争破壊)の誤った道を進むことのないように、積極的な働きかけをお願いします。
市民派・戦闘的労働運動勢力からの批判を受けて、社民党大会で方針転換が成されると期待しています。共産党もぜひ「4党合意」路線粉砕で動いて欲しい。
◎ 今ならまだ間に合います!
与党3党+共産党の「4党合意」になってしまったら致命的です。