わたしは、日本共産党の改革は可能かどうか疑問に思います。
日本共産党は、1970年代にすでに政権入りを夢見て原則を放棄して、部落解放運動に敵対したり、プロ独を放棄しています。都合の良い時だけたまに左翼の仮面をかぶる党指導部です。(下部党員がそうだとは思いませんが。)
1980年代後半以来、日本共産党の帝国主義陣営への移行は加速するばかりです。湾岸戦争では明白に帝国主義の経済制裁を支持し、「帝国主義戦争ではない」といいました。アメリカ帝国主義のソマリア侵略は明白に支持しました。エリツィン反革命を支持しました。私は多分、1991年夏の「もろ手」声明が、日本共産党の右転落の完成だったのではないかと思います。
「さざ波通信」は幻想を持つべきではないと思います。全世界的に労働者階級は敗北と後退の時期なので、日本共産党の転落も時間の問題でしょう。われわれは展望を保ち、マルクス主義を学習し、次の波に備えるべきです。