3日付の『埼玉新聞』一面トップに「無党派の心理 読み切れず」の見出しで共産党後退についての記事が出てました。興味深かった部分を引用します。
自民党が擁立を見送ったことから共産党が高村雅子候補へ期待を寄せた6区(上尾市など)。[略]
しかし、結果は都市部で吹いた民主の風が大票田の上尾市でも起き、民主党・大島敦が当選。高村のダブルスコアだった。「公明対策が優先で、民主候補は視野に入らず、民主党との違いをはっきり打ち出さなかった」と選対関係者は悔やむ。選挙後の政権の枠組みで、共産党が同党と連立する話が上ったこともあり「配慮した部分もある」とも打ち明けた。
民主党に配慮して批判を控え、違いを打ち出せなかったと選対関係者自身が認めてるのですね。『さざ波通信』の敗因分析を裏付けるものでもあると思いますが、どうしてこういう話が赤旗紙上に全然出てこないのでしょうか。指導部の責任回避のために、敗因のまじめな検討がされてないのではないでしょうか。
ソフト路線が裏目に出たとブルジョアマスコミさえ言ってます。6中総と党大会がこういう見方に正面から答えることが出来るかが問われると思います。