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グローバル化の本質とは?――自治・連帯・民主を世界レベルに広げよう

2000/7/9 地域経済分科会、20代、サラリーマン(連合組合員)

 こんばんは。

 カワセンさま、吉野様の間でも議論が盛り上がっていますね。
 わたしはグローバル化の本質の一つは、独占(寡占)の世界化と愚考しております。
 いままでは国内レベルにとどまっていた大会社も世界レベルで再編されて行く、そういう過程がいま急速に進んでいると思います。
 ですから、国内大会社でも「勝ち組」「負け組」が出てくる。
 勝ち組は今度は世界レベルで市場を支配します。
 負け組の大会社は、既存の護送船団方式に取りすがろうとする。勝ち組は、もっと勝手にやらせろと、各国政府に対して、規制緩和などを要求します。
 いわゆる構造改革は、「勝ち組」大会社の勝手に世界を変えてしまう危険を孕んでいます。民主や自由の路線を推し進めればそうなってしまう。
 だからといって、負け組大会社の代表=自民党、公明党、保守党、にくみしていても始まりません。
 もともと労働運動には国境はあってはいけないもの。
 「万国の労働者よ、団結せよ」ではありませんが、連帯と自治、民主主義を広めて行く努力を日本共産党を始め野党陣営は考えて行くべきです。
 それとともに例えば産業政策に組みこんだ形で、例えば途上国の女性自立を助けると、そういう方向を考えて行くとよいかとおもいます。
 具体的には思いつきませんが。フェアトレードなどが参考になるでしょう。