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一般投稿欄

風通しのよい親しみやすい党にして若い党員を確保しましょう!

2000/7/17 田中T、20代、学生

 さて今回の総選挙ですが、ある意味では76年の総選挙に似ていたと思います。現実主義をうちだし反共攻撃の雨あられの中での選挙でした。ただ一つ明確に違うのは若い党員が少ないということでした。候補者は割合若い人が多く今回の当選者も不破委員長などをのぞくとおおむね60歳未満で世代交代も進んだように見えます。議員の約3分の1が引退したのは共産党だけでした。この点は評価できるでしょう。ただ私はいくつか演説会を見ましたがおおむねで40代50代の人がおおく60歳以上と思わしき人もおおくいました。ビラを配る人もそうでした。それをみていると悲観的になることもあります。民青もいまは最盛期と比べると寂しい限りです。
 若い人たちはやはり縛られるのはやだと考える傾向があるのではないでしょうか?自分の趣味を楽しみたい仕事も楽しみたい、遠くに出かけたいとかいろいろな願望があります。中高年よりも強いものがあります。活動に昼も夜も引っ張られるセールスマンのように拡大で縛られる。そういうことがつづく限り若い人はよりつかないと思います。若い人の中で支持はする人、投票する程度の支持者はまだ比較的多いですが、党に入りたいと思う人は少ないでしょう。わたし自身も入りたいとは思いません。すくなくとも今の状態では。民主集中制や党綱領の問題よりも深刻でしょう。かってのイタリア共産党は社民化しNATO擁護に傾くなど変節しましたが国民に対し入りやすい面やフレンドリーな面がありました。たとえば義務を軽くして入りやすくする若者や無関心層にも入りやすい広場的なものにすべきでしょう。飲み物や軽いスナックでもあればいいですしカラオケもある・・相当不純な考えかもしれませんが・・・たとえば党員の義務は赤旗をよむ選挙で自分のできる範囲で動く、党員は会員制にして一年ごとに更新していき、その際更新しない人は離党になるなんて規定をつくる。あるいは民主集中制を本当の意味で実行させ決まるまでの議論は党員に徹底的に議論させかりに本部と地方の意見がちがっても中央の意見をごり押ししないということを是非本当の意味で進めて欲しいです。
 狛江の矢野さんは当選しましたここでの例は参考になるでしょう。裾野を広げることが大切だと思いますし負担に思わせない明るい雰囲気をつくることが大切です。あとフランスの共産党やドイツの民主社会党がやってるようにフォーラムの広場をぜひ党の中で作って欲しいです。一朝一夕でかわりませんが私なりの意見です。
 

 田中Tさん、投稿ありがとうございます。以前の投稿一つ(4月25日付)があやまって党員専用欄に掲載されていたとのことで、すいませんでした。本日訂正させていただきました。なお今回の投稿は、一般投稿欄に掲載しました。(編集部K・S)