お二人に、レス有り難う。タイトルは、マルクス『ドイツ・イデオロギー』からです。
まず、生産協同組合氏へ:
>日本労働者協同組合連合会なる代物、であるが指摘するように「バラ色の生産協同組合」に対立する物象的・資本制的吻合物でしかあり得ず、検討にも値しない「モノ」でしかない。(そういった意味において、あの「日本生協連」以下である!)
「大阪いずみ市民生協」であれ、「民医連」であれ、「民主経営」であろうと次元的には、資本主義企業レヴェル或いは、それ以下の、諸個人に敵対する自己疎外的物象組織である、と。
その意気や良し!である。しかし、あなたが所属して私が所属しない政党は、「モノ以下」である日本生協連等の「民主的発展」を掲げているのですよ。党内で、日本の既存協同組合がいかに検討に値しないものであるか、是非論議を興していただきたいものです。それらがいかに国家と癒着し、疑=民主集中制による理事会・理事者支配をいかに生み、いかに企業水準からさえ後退した人権感覚・労働政策しか持てていないか、という具体例なら、いくらでも提供しよう。ただ、私は無店舗系生協と市民運動的ワーカーズ・コレクティヴとの一部で考案されている地域通貨システムさえも、堅固な個人主義が基底に無い限り、成功は覚つかぬと考えるが。健闘を祈る。
次に、雑草氏へ:
>それにしてもマスゲー氏、そんなに厳しくいうこともないんじゃないかな?
いえ、党員の方のほうが、同じ党員のモラルハザードや組織犯罪、隠蔽工作には厳しく接するのではないかと、考えた次第ですが。いずみ市民生協を食い物にしていたのは幹部共産党員グループであったと、赤旗自身が声明していますよ。また「新日和見主義」と協同組合との関わりについては、次の機会をお待ち下さい。