しばらく日本にいなくてそして選挙や大きなイベントがなかったせいか足が遠のいていました。今日は「幅広い共闘について」という題にしたいと思います。私自身共産党が相乗りが幅を利かせる中で負けても正々堂々戦い自らの候補を立てる点では感服します。小選挙区制反対でありながら自由党とかと違いすべての選挙区に立てる点は評価できますし、選択肢を与え政策で判断をあおぐのは望ましい姿だと思います。
しかしながらかならずしも幅広い共闘ができてるとはいえません。例えば市民運動グループとの共闘や無党派との共闘です。ムリに民主党やその他の党に共闘するよりもそのような市民運動や無党派と共闘すべきでしょう。
もちろん民主党と政策が合う点は共闘を進めるべきですが小選挙区制の問題や憲法や財政などの問題でことごとく対立しています。以前にも書いたとおり小選挙区制は政策の似た二つの政党の独裁となりとくに政権党は横暴勝手になります。国会の解散権も蹂躙されるでしょう。あといざというとき自民党よりなのも問題です。フランスやイタリア、ドイツなどとくらべても民主党と共産党の関係はうまくいってません。6人の民主党の新人議員がテレビにそろって出たとき自民党と共産党のどちらと組みますか?とうい問いに共産党とこたえたのは水島裕子さんただひとりでした。水島さんもこの答えには嘆いていました。(今週号のAERAを参考にした)そういう面もあるので共産党はやはり独立性をもっと保つべきだと思います。
市民運動のなかには共産党に反発を持ったりアメリカやロシア、中国に対する態度や部落問題や過激派などへのちがいもあります。しかしながらこのような対立のために広い共闘が組めず分裂したり共産党が右よりの候補(私は保守といわれる人たちとの共闘に賛成だが)を支持し市民運動や弱者から離れるのは望ましいと思いません。こないだの鹿児島の知事選や愛知の知事選のように無党派や市民運動と共闘が組めて善戦したり、あるいは勝利することもあります。反面分裂選挙になり力が分散する結果も見てきました。今回の長野の知事選でも田中康夫さんが出馬するみたいです。一方共産党は衆議院選で善戦した中野早苗さんをたてるみたいです。しかしながら田中氏も公共事業のみなおしや神戸空港反対など共産党と対立しながらも組めるところは積極的に組んで奮闘しました。一致点も少なくありません。是非共闘を進めて欲しいです。共産党の長野県委員会の話ではまだ共闘についての話や田中さんからの話は無いとのことですがもしあれば是非積極的にあるいは可能なら自主投票も検討すべきでしょう。この選挙でも民主党は今の吉村知事の後継者を支持しそうです。独自候補論はかき消されそうです。ですからなおさら共産党のあり方が問われるでしょう。是非市民派との共闘を広げるべきでしょう。
ヒゲ-戸田さん 箕面の選挙は自民党の勝利に終わりました市民派の候補と共産党の候補を足せば軽く勝てただけにつらいです。共闘を右に広げるだけでなく本当の意味で幅広く広げる必要性を感じてます。