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ひなさんへ>議論の内容を正確に見て!

2000/10/9 統一戦線、40代、会社員

 ひなさん、こんにちは。
 ここで議論されていることは、すべてが「不破執行部」の言うとおりとか、すべて間違いということではないと思いますよ。共産党に入党するには、18歳以上の日本国民で綱領と規約を認め、2名の党員の推薦を受けることが条件になっています。特に、綱領は、社会変革の目的、みちすじ、主体が書かれており共産党員は、それを羅針盤にして活動してきています。
 何をしてきたかは、はっきりしています。そして、綱領では、「共産主義政権」を直ちに目指すとは、ひとことも書いてありません。当面の目標は、「平和で民主的な日本を実現する民主主義革命」と明記してあります。共産主義社会の実現は、究極の目標なのであり、そこに到達するのは、相当先のことであるということは、まともに勉強している党員なら、だれでもわかっていることです。
 「前衛」というのは、社会変革を担う労働者階級が作った政党である共産党のまたは党員の自意識のことであり、「自分で言いふらす」ことではありません。
 現在、ここで議論されている多くのことは、みんなが認めなければ、党に入ることができなかった根幹である「綱領」からの逸脱路線や党が方針を決定し、実践するにあたって保障されるべき党内民主主義のことです。これをもとに党の方針、政策は決定されて来ているのです。いわば、生命線といってもよいと思います。

「ト-タルとして、実体的に国民・市民に何ができるかが重要」
「小異を残して大同に立つ」

 イメ-ジとしてわからなくはありませんが、大切なことは、その内容でしょう。ましてや例えば違憲の存在である自衛隊を「有事」の際に活用することを追認する発言を正式な党内の議論と決定も経ずにして、党首が対外的に発表することなど容認されるべきことではありません。何が議論されているか、もう一度ぜひ見てていただきたいと思います。