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世紀末日本の政局、政変(倒幕藩士的加藤紘一らの反旗)あるか否やは・・・

2000/11/15 山本芳雄、60代以上、無職

 戦後の半世紀50数年は、保守的自民党政権が日本社会の官民癒着の既得権を植え付けてきた事、一時の不祥事で野党に落ちても民主的選出といわれ大部分は数の論理で国民が支持した自民の長期独裁世襲政権。これを大昔の歴史に置き換えて、江戸時代260年の徳川長期たらい回し世襲政権と変わらない。なぜ戦後の民主的選挙制度で与野党逆転がなかったのか振り返って、日本の野党は戦後の冷戦下から現在まで、当初は日本社会党と日本共産党だけだったが社会党はエゴ的イデオロギーの反目で左右分裂とその後与党からの分裂者を含めて少数政党の設立と政治家同士の水と油の離合集散と没落・消滅。民主的選挙制度では数の論理が最終的に政権を取る前提なのに国民の要望期待を無視した少数野党の何時までも続くエゴ的力学の背張り合いで思想的分裂国家。
 今回自民の、加藤紘一ら非主流派の反旗は、徳川政権幕末倒幕藩士のようなもの、野党にとっても政変は世紀末の明治維新に相当する平成維新ようなチャンス。仮に政変になっても相変わらず野党の数の論理で少数勢力がエゴで反目したら永遠に野党には政権の受け皿は存在しない。諸外国は、国民運動を含めて民主的選挙によって政変がありましたが、日本は今だ勝手まともに選挙で与野党逆転の政変政権を摂った事がない政治的後進国。