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インターネット時代の民主主義

2000/11/16 Pokan、50代、サラリーマン

 このサイトは本日発見しましたがなかなか面白いホームページで すね。
 最近気になっていることがありますので、一つ紹介させてくださ い。私は、戦後のベビーブームの世代ですが、いわゆる戦後民主 主義の教育を受けて、日本共産党にも親しみを持ち、それなりに 距離を縮めつつ今まできました。ということはひとまず脇に置い て。
 80年代初頭に始まったPC時代が、20年を経てインターネッ ト時代に入り、名も無い多くの方々がネット上で意見を言い合い 議論をしています。何か、今までのうっぷんをはらしているよう なそんな気もしております。しかし、まだまだ議論の仕方は下手 くそな場合も多く、感情的な議論に走っているケースも多々ある ように感じています。しかし、それは、これから議論の経験を多 く踏むことによってだんだんと大人の議論が出来るようになって くることでしょう。さほど心配はしておりません。
 さて、私は、こうしたインターネットの発展を大変興味を持って 眺めています。マスメディアとは違って、選ばれたものだけが意 見を言えるのではなく、誰でもいつでも自由に意見を述べること ができるのです。恐らく、その意見は最初は小さな意見でも、共 感が得られる意見であれば、徐々にその考え方が受け入れられ広 がることでしょう。草の根民主主義が大きく展開するチャンスが 出てきた、そんな気持ちでネット現象を眺めており、これから本 当の民主主義が日本でも定着するかもしれないと、そんな気持ち でおります。
 さて、こうした時代に、各政党もこぞってホームページを作り、 国民にアピールをしております。それらの政党を眺めると、最近 の流行だと思うのですが、ネットのメリットを生かして、国民か らの意見を聞こうという姿勢が見えます。形だけということもあ るかもしれませんが、形だけでも意見を聞いているということを アピールしないとそっぽを向かれるかもしれないという恐れから なのかもしれません。
 しかし、我ら共産党のホームページでは、国民の意見を聞くペー ジ、掲示板らしきものが設置されていないのですね。これはどう したことだろうか? 共産党は、民主主義の政党では無かったのだ ろうか? 共産党を攻撃する意見も当然そこには現れるでしょう、 ぶち壊そうと画策する人も出るでしょう。
 それでも、民主主義というのは、そうしたものも全部飲み込んで、 丁寧に説明をし、積極的に議論をしてこそ成り立つものでは無か ったのではないでしょうか?
 そう思って、民主勢力と言われる方々のサイトを覗くとあまり議 論をしたがっていないように見えるのです。概ね、御自身の正当 性を『説明してあげる』、『教えてあげる』という姿勢なのです ね。
 国民から学ぶ(あえて人民とは言いません)ということは必要無 いのでしょうか?
 それで、そういうサイトはどこかにないかなと検索しておりまし たら、このページが出てきましたので、こんなことをちょっと書 いてみたくなりました。
 それともこんなことを言うのは敵を利する行為に過ぎないのでし ょうか?