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懐かしい時代

2000/11/18 非党員M、50代

 興味深くこのHPを拝見させて頂いております。
 共産党中央の「右傾化」路線に対し、数々に紙面を弄して反論を試みるご様子は、あたかも60年代、70年代の学生運動華やかりし頃、路線闘争に暴力と怒号が飛び交った光景を彷彿とさせます。そのような過ぎ去った時代になおも自己の存立の基盤を求めざるを得ない「革命家」のもの悲しさをこのHPは見事に伝えていらっしゃる。一体、共産党という旧左翼のなかに、このような「闘う革命家」がなおも、生き延びていらっしゃること自体が、凡そ、「赤旗拡大と集金」、「票集め」、あるいは「党員獲得」といった党勢拡大でしか国民の前に姿を現してこないこの党の印象と違和感がある。むしろ、滑稽であるのは、このような意欲、エネルギーが現代の日本社会において、何らの知的イニシアティブも握れない状況なのかもしれない。国民の多くは、共産党規約から「前衛党」が消えようが、消えまいが、この党が時代を画しえる、知恵と戦略と信頼性を有するとは期待していないのである。